8日からスタートしたドラマ『美しき罠~残花繚乱~』(TBS系)で、7年ぶりに地上波連続ドラマの主演を務める女優の田中麗奈(34)。今作は、勤務先の上司との不倫関係に溺れるヒロインの田中が、若村麻由美(48)演じる上司の妻に不倫を勘付かれ、不倫関係を清算せざるをえなくなったことから始まる。それをきっかけに、ヒロインが元不倫相手の妻に復讐をするというドロドロの不倫愛憎劇だ。
第1回目の放送では、自宅で不倫相手と密会する田中のラブシーンも展開。田中の手作りおでんを前にした不倫相手が、それを食べ終える間もなく田中を押し倒してベッドインするという激しい描写もあり、早くも濃厚な演出が見られることとなった。1998年の主演映画『がんばっていきまっしょい』や、サントリー「なっちゃん」のCMで一躍知名度を上げた田中には、これまで清純なイメージが強かったが、同ドラマでは、控えめながらも危ない色気が漂うアラサー女性という役柄に挑戦している。
「田中といえば、2007年の映画『ゲゲゲの鬼太郎』で猫娘を演じたり、2013年に放送されたスペシャルドラマ『恋』(TBS系)で、石原さとみ(28)と女性同士のキスシーンを披露したりして話題となりましたが、ここ数年、それ以外に目立った活躍は少なかったですね。今回のドラマは、2008年の『猟奇的な彼女』(TBS系)以来、かなり久々となる民放連続ドラマ主演ということもあり、視聴者からは『田中麗奈がいつのまにか大人の女性になってる』『初代なっちゃんも不倫する役を演じるようになったか』との声が上がっています。7年ぶりの主演が、これまでの田中のイメージを覆すような不倫モノということで、彼女の女優としての新たなキャリアを築く作品になりそうです。また、今期の田中は6日にスタートしたNHKドラマ『徒歩7分』でも主演を務めており、今年はメディア露出が増えそうな気がします」(芸能関係者)