2014年、もっとも視聴率を稼いだタレントといわれるマツコ・デラックス(42)。2015年も人気は好調のようで、6日放送の『マツコの知らない世界 新春美味いものづくしSP』(TBS系)は、平均視聴率14.3%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)をマークし、同日の民放ゴールデンプライムタイム(19時~23時)で1位となった。3日に放送された『マツコ&有吉の怒り新党お正月SP』(テレビ朝日系)でも、14.0%という高い数字を記録しており、今年もマツコの快進撃は続きそうだ。
しかし、そんなマツコに対して、8日発売の「週刊実話」(日本ジャーナル出版)が、「年内引退を準備し始めた」と報じている。記事によると、マツコは「目標貯金額の10億円に到達したら、日本を脱出しタイで永住生活を送る」予定らしい。しかも、すでに目標達成は間近で、今年中にも海外移住するかもしれないという。さらに、現在140kgと伝えられているマツコの体重が、今後も増え続けることになれば、健康面での不安が募り、芸能界からの引退を余儀なくされる可能性もあると指摘する。
瞬く間に売れっ子タレントとなったマツコが、突如引退を表明することになれば、世間的にも大きな話題となるに違いない。だが、本人の意向がどうであれ、そう簡単にマツコは引退できないという声もある。
「売れていながら、引退を決意したタレントいえば、上岡龍太郎さん(72)の名前が浮かびます。上岡さんは、芸歴40周年を迎えた2000年にタレント業から身を引きました。ただ、そんな上岡さんも、1997年に引退宣言をしており、3年かけて仕事を整理。周囲の関係者には、その数年前から辞めることを伝えていたそうです。もちろん、さまざまな番組に出演していましたから、慰留する声も大きかったようですが、徐々に番組を減らしていくことで決意を示し、周囲を納得させたわけです。いくらマツコさんが引退するといっても、いきなり多くの番組から手を引くのは難しいのでは」(芸能関係者)