日本を代表する写真家たちが絶賛する肉体を持ち、一部のアマチュアカメラマンから絶大な支持を受けているモデルの七菜乃(なななの)。一般的な知名度はまだ低いものの、今年に入ってから各週刊誌などのグラビアに登場するなど、徐々に活躍の場を広げている。すでにネット上には、そんな彼女を「壇蜜を越えるエロスの持ち主」と称す声も上がっており、今後の活躍が期待される逸材だ。
七菜乃が表紙を飾ったムック写真集『ローレグ&ローライズっっっ!』(11月28日発売/マイウェイ出版)は、Amazonのアダルト写真集ランキングで1位を獲得するほどの人気を集めている。今にも脱げ落ちそうな小さな下着を身につけた七菜乃のセクシーショットは、ネット上を中心に大きな話題となった。しかし、そんな彼女のプロフィールやスリーサイズなどは一切不詳。グラビアで見せるスレンダーなボディと儚げな表情の裏には、独特の色香が見え隠れするが、彼女の謎めいた部分が影響しているのかもしれない。
自らを“特殊モデル”と称する七菜乃のエロスは、一般的なグラビアアイドルとは一線を画す。男性ファンはもちろん、同性からも熱いまなざしを向けられている七菜乃。その魅力の源はどこにあるのだろうか。
――ネット上には「壇蜜を越えた」なんていう声もあるようですね。
「嫌ですよ~。今の時代のエロスを代表するような壇蜜さんと比較されるなんて恐れ多いです。誰かを意識したことなんてないですし…。もちろんありがたいとは思いますけど、単純に、『そんなことないですよ』というのが正直な気持ちですね」
――エロいという評価に抵抗があるとか?
「う~ん。そもそも“エロ”っていうのが、よくわかんないんですよ。何がセクシーで何がそうじゃないのかっていうのは、難しいですよね。自分では『これがエロスだ!』って思うものもあるんですが、ほかの人に聞いてみると、『ぜんぜんエロくない』って言われることもありますからね…。女の子の裸は好きなんですけど、それがエロかっていわれると違う気がするし…。かといって、まったくセクシーな要素がないかといわれれば、そんなことはなくて…。自分でもよくわかってないんですよ(笑)。私がセクシーだと思うポーズをとっても、カメラマンさんにはすぐ変えられちゃうこともあって…」
―― 撮られるのは好きなんですね。
「写真のモデルをやりたくて、この世界に入りました。もともと球体間接人形に興味があって、それを見たり作ったりするのが好きだったんです。女の子をモデルにした写真展なんかもよく通ってました。そのうち、せっかく自分も“女体”を持っているんだから、これを活かせないかなって思うようになって、写真のモデルをやりたいと考え始めたんです。けっこう思い立ったらすぐ実行しちゃうタイプで、その後すぐ事務所に入りました」