沢尻エリカ、悪女卒業で魅力半減!? バラエティで鈴木ちなみに完敗

※イメージ画像:『MAQUIA 2014年8月号』集英社

 24日放送の『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)に沢尻エリカ(28)が出演した。番組には、沢尻が主演を務めるドラマ『ファーストクラス』(同)のキャストである、夏木マリ(62)、木村佳乃(38)、シシド・カフカ(29)、鈴木ちなみ(25)なども登場。美女ぞろいのゲスト陣には、MCの明石家さんま(59)も「今日は豪華やで~」と鼻息を荒くし、いつにも増してテンションが高いようだった。しかし、番組冒頭こそメインゲストといえる沢尻に話を振っていたさんまだが、次第に興味は薄れてしまったようで、後半になると、話題のほとんどを鈴木に向けるようになっていた。

 この日の放送では、ホンマでっか評論家軍団による「ココロ不美人テスト」が行われた。評論家たちの質問に答えていき、それぞれの抱える内面の問題を解き明かすという内容。『ファーストクラス』では、女性の心の声がテーマのひとつとなっており、今回のテストはドラマと連動させた企画といえるものだった。

 そんな番組で、冒頭から沢尻は「どうやったらもっとまともになるんだろう…」と告白。沢尻らしくない弱気な言葉には、さんまも「どうした沢尻!?」とツッコんでいた。しかしその後も共演者たちが、沢尻について「最初は怖かったけど、すっごい優しい」「とても可愛らしい」などと発言すると、さんまは「そんなんいらんねん!」「『別に…』のころの沢尻が見たいねん!」と不満げな表情を見せ始めた。

「番組中、沢尻さんは、『28にもなったので変わった』と言っていましたが、それが本心なのでしょう。終始笑顔で、落ち着いた雰囲気がありましたから、自分でも大人になったと思っているのでは。しかし、さんまさんや番組スタッフからすれば、少し物足りなかったかもしれませんね。せっかく『ココロ不美人』という特集を組んだのですから、番組的には『やっぱり沢尻エリカは悪女だった!?』といった流れに持っていきたかったでしょう。さんまさんものその狙いは十分理解していたと思います。沢尻さんが過激な発言をすればするほど、番組は盛り上がりますからね」(バラエティ放送作家)

 世間が抱く沢尻のイメージには、いまだに“悪女”といったものが強いのだろう。あまりバラエティに出演しない沢尻には、多くの視聴者も、そんな彼女の姿を期待していたのかもしれない。しかし、彼女の悪女ぶりが垣間見えたのは、夏木に対してカエルを見せたというエピソードのほか、10代のころは共演者に挨拶することができなかったことを告白したときくらい。「らしくない」「つまんない」とレギュラー出演陣の島崎和歌子(41)からツッコまれても、沢尻は満面の笑みを浮かべていた。

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