30歳を迎えた平愛梨が、ブログの中で20代を振り返っている。12日の誕生日に更新された記事では、20歳のときに母とワインで乾杯した思い出から始まり、それからの10年について語られた。平が「人生の転機となった22歳!」として、最初に取り上げたのは映画『20世紀少年』。大人気コミックを原作とし、約3000人が参加したオーディションからヒロインのカンナ役を掴んだ平にとって、20代における最大の出来事だったことだろう。しかし、長い下積みを経てようやく女優として知名度を上げた平だったが、この後の活動はバラエティがメインになっていく。
ブログの中で、26歳で初めて出演した番組に触れ、明石家さんま(59)に出会ったときの感動を記した平。さらに彼女は、バラエティでの活動が続いた日々について、「楽しくて嬉しくて毎日がパラダイスと実感しました!」と語る。『20世紀少年』以降も、ドラマや映画に出演している彼女だが、タレント活動のほうが強く記憶に残っているようだ。
「10代のころから女優として活動している平さんを知っているファンとすれば、もう少し女優業についても触れてほしかったかもしれませんね。しかし、そんなところも平さんの愛嬌。彼女の最大の魅力は、バラエティで見せる愛らしいキャラクターですから。しかし30歳を迎えたことにより、これから視聴者は彼女のことを“大人の女性”と見始めます。天然キャラばかりが目立つようでは、『もう少ししっかりしたほうが…』といった視線も向けられるでしょう。さらに、そのキャラクターが“あざとい”や“いい年してぶりっ子”という印象を与えることになっては、視聴者に愛想をつかされる可能性もあります。
また、今年の夏に放送された『マジック新世紀セロ 生放送SP』(フジテレビ系)で、平さんはタネをばらしてしまったことがありました。ネット上では『放送事故』『知っているからって言わなくていい』など、バッシングが飛び交い、『いくら天然でも…』といった意見が出ました。平さんとすれば、以前出演したトリック番組で、たまたま同じマジックがタネ明かしされていたため、口を滑らせてしまったのでしょうが、それにしてもタレントとしてはいただけない発言でした。視聴者の中には、そんな平さんを可愛いと見る向きもありますが、今後も同じようなことを繰り返せば、厳しい声が増すことでしょう」(芸能ライター)