飲酒騒動の乃木坂46・大和里菜がクビに…SKE48・松井珠理奈にも疑惑浮上で問われる運営のケジメ


 そんな中、AKBグループにさらなる激震が走っている。SKE48のエースでAKB48メンバーも兼任する松井珠理奈(17)にも飲酒疑惑が持ち上がったのだ。

 こちらも発売中の「週刊文春」が報じており、同誌によると松井は12月4日の深夜0時ごろにイケメンの男性マネジャーと白金のダイニングバーに来訪。二人でカップルシートに座って2時間ほど食事していた松井は、バーテンダーに「かわいいのがいい」とカクテルを注文し、さらには「つらいことがあったら一人で飲んでる」などと未成年飲酒を堂々と告白していたという。記事には、松井の前にグラスが並んでいたなどと詳細な現場状況が記され、衝撃的な写真も掲載されている。

「驚くべきは、本来ならタレントの素行不良をとがめる立場のマネジャーが同席していた点。しかも、その店は運営幹部が経営に携わっており、AKBグループの打ち上げにも頻繁に使われている場所だった。これでは運営サイドが松井の飲酒を黙認していたといわれても仕方ない。本人の落ち度も当然ありますが、それ以上に運営側の管理責任が問われるべきでしょう」(週刊誌記者)

 松井は総合プロデューサーの秋元康氏から『10年に一人の逸材』と期待され、グループの中でも特別待遇を受けているメンバー。コンシェルジュ付きの高級デザイナーズマンションが与えられ、ほかのメンバーがバスで遠征する際も彼女だけ新幹線を使うことが許されるなど別格の存在といわれている。日常的に一食2万円はくだらない高級ステーキ店などで運営幹部と食事し、深夜まで年齢に似つかわしくない場所で夜遊びしているともいわれていた。それだけの厚遇を受ける重要メンバーであることは理解できるが、法律違反まで黙認するとなれば行き過ぎだ。

 この松井の素行について、同誌は「女王様化」が原因であると指摘している。11歳で選抜入りを果たした松井は「蝶よ花よ」と運営に可愛がられ、次第にプライベートの素行が乱れるようになったという。以前は女性マネジャーが素行を正そうとしたというが、松井はそれに逆ギレ。女性マネジャーを担当から外し、前述のイケメンマネジャーがつくことになったという。直々の指名ということもあってイケメンマネジャーは松井に甘い顔をしているらしく、周囲の運営関係者もチヤホヤするだけで注意してくれる大人がいなくなってしまった。それが堂々の未成年飲酒につながってしまっている可能性がありそうだ。

 姉妹グループの乃木坂46の大和が未成年飲酒でクビになった以上、松井にも厳正な処分が必要に思えるが、ここでも“特別待遇”が発動されそうな気配だという。

「すでにSKE48やAKB48の『紅白』出場は決定しているため、今さら取り消しになる可能性はない。人気メンバーの松井が抜けた状態で出演することも考えにくく、局側もスルーするしかないため『紅白』出場は断行されるでしょう。となれば、大和のケースと違って表向きはグループに影響はない。といっても、影響と関係なく未成年飲酒は厳しく処分されるべき事案ですが、松井のような人気メンバーはスキャンダルがあっても処分なしが通例。CMスポンサーの絡みがあるため、解雇どころか謹慎すらさせられない。謝罪コメントくらいは発表するかもしれませんが、今のところそれで終わりという可能性が高い」(前同)

 ファンの間でも松井が処分なしになる公算が高いとウワサされており、一部では「大和がクビなのにおかしい」「しっかり運営がケジメつけないとだめでしょ」「何やっても許されると珠理奈にとってもよくない」などという意見が飛び交っている。メンバーの素行不良と運営側の管理責任という問題が同時に浮上した一連の騒動。しっかりケジメをつけなければファンや世間から不満の声が上がることは必至なだけに、運営側がどのような対応をするのか注目だ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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