【ネットナンパ】箕輪はるか似の娘を相手にレッツモーフィング!

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Ilustrate by ながおか

 政治や経済にまったくといっていいほど興味のない筆者トコショー。宵越しの金を持たずに生きることがモットーなので、5年後10年後よりもいかに今夜のセックスを気持ち良く行うかが大事なのである。

 そう。「今」こそが大事なのだ。「今」を楽しめない奴に老後も糞もあるもんか! 少々強がっている部分もあるが、その信念で46年も生きてきたのだから今さら変えようもない。

 そんなワケで今日も今日とて夢の「セフレ30人作り計画」のために出会える系サイトにアクセスするのであった。

 
———————–
今日、会社帰りにあえませんか? 
 
恥ずかしいんですけど、なんとなくムラムラしちゃってます。 
 
今日の夜に池袋あたりで楽しく遊べる方を探してました。 
 
自分で募集しておいて変ですが、ものすごく人見知りするほうです。
でも仲良くなれた時とのギャップはかなり激しいみたいです(汗) 
 
こんな私でも大丈夫そうな人、そんな人に優しくリードされたいです。 
 

書込み日時:12/0* 15:05
受付メール数 :0/10 
 
♀シホ
20代後半
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 ご覧の書き込みは筆者愛用サイトの一つである【ワクワクメール】で発見したものだ。

 ウホッ! 20代後半の女性がムッシュムラムラしとるとなっ! こりゃ、トコショーが一肌脱いであげねばなるまい。イケメンでもないし、金持ちでもないし、巨根でもないし、テクニシャンでもない筆者トコショーだが、優しくする素振りには自信がある。
 
 
 
 
“人は悲しみが多いほど、人には優しくできるのだから♪”
 
 
 
 
 金八先生の歌にそう教えられたトコショー。この言葉があったからこそ、女性とはまったく無縁の学生時代をなんとか自殺せずに乗り切れたようなもんである。

 このフレーズはなかなか万能であったりもするのだ。傷心中の女性に対し、何度となくこのフレーズを使って慰めたことがあるトコショー。内心のエロスをひた隠し、いい人ぶるためにはもってこいだったといえよう。

 
 さっそくこのシホちゃんなる女性にアタックを開始!

 
———————–
こんにちは、シホさん。
都内の会社員、ショーイチ・34歳です。 
 
シホさんの書き込みを拝見しました。
私もシホさんと同じ気分だったので、ぜひ楽しくお会いしたくなりました。 
 
見た目とかテクニックとかには自信ないのですが、女性に尽くすことが大好きなんです。 
 
もし会ってダメそうだったら「ゴメンなさい」してもらって結構ですので、お会いしませんか?
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 こんなファーストメールを送信したところ、10数分後に返信が届き無事に約束が成立したのであった。

 待ち合わせ場所は彼女が指定した池袋の名物でもある「イケフクロウ」の前。帰宅途中の会社員やこれから街に繰り出そうとしている人々でかなりの混雑具合だ。

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 すぐ近くのタコ焼き屋から漂ってくる美味しそうな匂いと、人混みから発せられる体臭が入り混じって筆者を襲ってくる。ここは地下なのでどうしても匂いが籠ってしまいがちとなる。

 そんな匂いに辟易しながら待つこと5分。約束の時間通りにシホちゃんがやってきた。
 
 
 
 
チッ!
 
 
 
 
 実生活では滅多に舌打ちなんかしないトコショーだが、ハズレの女性が現れた時だけは心の中でそれをしてしまう。

 シホちゃんの顔は、お笑いコンビ「ハリセンボン」の痩せているほうの箕輪はるかを彷彿とさせるガイコツ具合だったのである。

 自分の容姿に自信がないのだろう。うつむきながら筆者に近づいてきて、小さな声でしゃべりかけてきた。

 
「あ、あのぉ、ショーイチさん、ですか?」

 
 その問いに答えるまでのコンマ数秒で脳みそをフル回転させる。ゴメンナサイするべきか、回れ右して即尺デリヘルにでも行くべきか? いや、待てよ。こういう自信の無い女性って案外楽しめたりするんだよなぁ。多少の無茶でも応じてくれそうだし…。それにこのシホちゃんとのエッチは「悲しみ」となり、筆者の糧となってくれるかもしれない。そう、「悲しみ」が多いほど人には優しくできるのだから…。

 よしッ! 結論は出た。メールで約束した通り、今日はこの女に尽くしてやろうではないか!

 
「あ! こんばんは、シホちゃんだよね」 
 
「は、はい」 
 
「すぐ俺のことわかった?」 
 
「はい、聞いていた服装通りだったので…」 
 
「ありがとう、じゃ早速だけど行こうか?」 
 
「は、はい」 
 
「あ! その前に、俺ってこんなんだけど大丈夫そうかな?」 
 
「は、はい、もちろんです」 
 
「ホントに? 無理してない? ゴメンナサイしてもらっていいんだよ」 
 
「ぜ、全然大丈夫です」 
 
「良かったぁ」 
 
「あ、あの、私こそこんな感じですけど平気ですか?」 
 
「もっちろんだよ! 大丈夫に決まってるよっ!」

 
 こうして池袋駅の地下を縦断し、北口を出てホテルに向かう二人なのであった。

 選んだホテルは北口から徒歩3分ほどのホテル「K」。レベルの低い女性を連れ込む際にいつも使用している安宿だ。部屋に入り、順番にシャワーを浴びてからプレイ開始。部屋の照明はいつもより暗めにしたのは言うまでもないだろう。

 まず、目を瞑りながらキス。軽く舌先でシホちゃんの唇を舐めると、向こうもコチラの唇をおっかなびっくりといった感じで舐め返してくる。うむ、なかなかの好感触だ。

 優しく彼女の後頭部を左手で撫でながらキスを続け、右手でオッパイをまさぐる。Cカップほどだろうか、張りがあってなかなかの弾力である。下乳を優しく揉みほぐしながら徐々に乳首を目指していく。
 
 
 
 
コリっ!
 
 
 
 
 すでに乳首はガン勃ちであった。こういう反応のいい女、筆者は大好物である。その乳首の固さを感じながらどんどんテンションが上がっていくトコショー。
 
 
 
 
チュッチュパちゅっチュパ、ちゅるるんれろろろろろ 
 
 
ハムハム、トゥルルル、じゅじゅじゅジュ

 
 
 
 

 そんな固くなった乳首を優しく、時に強く吸って舐めて弾いてついばんでいく。シホちゃんは片手で筆者の後頭部を掴み、もう片方の手で筆者の背中を抱きしめてくる。

 嗚呼、コレだよな、これ。互いを慈しむようなセックス、これこそ人として生まれてきたからには味あわなければならない行為だろう。筆者の中で、箕輪はるか似のシホちゃんがどんどん愛おしい存在になっていく。

 お次は筆者十八番のクンニタイムだ。既に湿り気十分のヴァギナをペロっと舐め、その味を確認。うーん、ほどよい塩加減。これぞまさにメスの味だ。

 大きめの包皮をめくり、クリちゃんを露わにする。そして、まずは唾液で十分に湿っている唇をクリちゃんに押し当てる。それから小刻みに唇を動かし、彼女の反応を探る。
 
 
 
 
は、ハぁー、んは、アッ、はー
 
 
 
 
 乱れた声をあげないシホちゃんだったが、呼吸の荒さが雄弁に語っていた。こちらがクンニを加速すればするほど、それに呼応して彼女の呼吸も荒くなっていくのだ。

 よし、こうなったらトコトン愛してやるしかないだろう! 鼻頭でクリちゃんをこねこねしながら、舌で尿道口付近を優しく舐めまわす。さらに右手の中指を膣口に挿入。第一関節まで挿入し、入口付近を揉みほぐすようにねっとりと指を回転させていく。
 
 
 
 
クイっ、クイ!
 
 
 
 
 フハハハハハ! なんとも正直な反応だ。シホちゃんが腰を浮かせてグネグネと動かしてきたのである。これは「もっと奥までホジって!」という催促に違いあるまい。

 そんなシホちゃんの動きを読み、第一関節より先を挿入しないよう指を動かすトコショー。こうやって焦らすのもまた一興である。

 こうして間合いの読み合いのようなクンニを続けること5分。とうとうシホちゃんが根をあげた。

 
「も、もうダメ」 
 
「ん? どうしたの?」 
 
「も、もう我慢できないです」 
 
「入れてほしいの?」 
 
「(コクン)」

 
 もっと言葉でイジメたいところだったが、初回のデートで過度な言葉責めは危険である。ここは大人しくシホちゃんのリクエストに応じてあげるべきだろう。

 この頃にはすっかり暗闇に目が慣れていたので、枕元のゴムを手に取りサクッと装着。そして正常位で挿入開始だ。
 
 
 
 
ぐぬぬぬっ!
 
 
 
 
 無事に挿入できたのはいいが、目の前には箕輪はるかだ。締り具合も申し分なかったが、このままでは硬度を保つのが難しいかもしれない。

 シホちゃんの顔を見ないで済むよう後背位にでも移ろうか。そう考えた筆者だが、躊躇してしまう。もしかしたら、シホちゃんはその顔のせいで後背位をリクエストされる経験がたくさんあるかもしれない。それゆえ、ここで後背位をリクエストしようものなら、彼女の過去の男と同じように見られてしまうかも。

 そんな風に見られるのは筆者のプライドが許さない。だったらこのまま何がなんでもシホちゃんの顔を見つめながら正常位で果てようではないか!
 
 
 
 
レッツ、モーフィング!
 
 
 
 
 モーフィンブレスを使ってレッドバスターに変身するためではない。脳内でシホちゃんの顔をモーフィングして堀北真希に変換するためだ。
 
 
 
 
できる、できる、できる! 俺ならできる! ほら、どんどんシホちゃんが堀北真希に見えてくるゾ!
 
 
 
 
 筆者の得意技の一つである自己暗示だ。彼女の目を見つめながらも、焦点はベッドの下の床あたりに合わせる。すると、シホちゃんの顔にピントが合わなくなり、堀北真希に見えなくもない。

 
「可愛いよ、シホちゃん」

 
 腰を振りながら思わず呟いてしまうトコショー。
 
 
 
 
ムギュっ!
 
 
 
 
 突然シホちゃんが両の手を筆者の背に回して抱きしめてきた。いわゆる「だいちゅきホールド」って奴だ。可愛いと言われて嬉しかったのと、見つめられるのに照れてしまいそれから逃れるためだったのだろう。

 おかげでシホちゃんの顔を見ないで済むことに。こうなったらコッチのもんである。ホマキ、ホマキ、ホマキぃぃぃぃ! と脳内で妄想を爆発させ、ピストンを加速させていく。
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 
 こうしてホマキと抱き合ったまま大量のザーメンを吐き出したのであった。

 ゴムを外し、ティッシュで後処理を行ってからベッドの上で大の字になるトコショー。シホちゃんは筆者の隣に横たわり、その頬を筆者の胸に乗せてきた。

 クっ、こいつ可愛いなぁ。彼女の頭をサワサワと撫でながら顔を覗き込む。
 
 
 
 
あ、駄目だコリャ。
 
 
 
 
 賢者タイムではモーフィングする気は起きない。そこにいたのは箕輪はるか似のシホちゃんであった。だからと言ってはねのけるワケにもいくまい。

 優しく彼女の後頭部をさすりながら、「今日はありがとうね。おかげでとっても気持ち良かったよ」と終息を宣言するのが精いっぱいだった。

 その後、ホテルを出て池袋駅北口付近まで送っていきサヨウナラとなった。当然、連絡先交換はしないままである。

 そこからまた少しだけホテル方面に戻り、喫煙所で一服するトコショー。

 セフレ30人作りのためならシホちゃんみたいな娘も勘定に入れないと無理なのかなぁ。いや、でも一度妥協してしまうとキリがないだろう。

 どうせ夢を見るならデカい夢でなければなるまい。そう、目標はホマキみたいに可愛い娘を30人キープすることだ!

 はぁ、宝くじでも当たらないかなぁ。ここ30年近く、宝くじを買ったことはないけど…。

(文=所沢ショーイチ)

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