朝の情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)で連日のように問題発言を繰り返しているテリー伊藤(64)に対し、日テレ側が「テリー切り」を画策しているとの情報が浮上している。
テリーといえば、先日も白人ナンパ師ジュリアン・ブランクのニュースについて「彼らが全部悪いのか」「日本人がフィリピンに女性を買いに行くこともある」「尻軽の女の子だって実際いるわけだから」などとナンパ師を擁護し、女性側に問題があるともとれるコメントをしていた。これにネット上で「女性蔑視だ」「ゲスすぎる」などと批判が殺到し、司会の加藤浩次(45)にすら番組中に「それは納得できない」と苦言を呈された。
また10月下旬、テリーはエボラ出血熱の騒動に関して「日本のエボラ出血熱に関する知識は全部海外の映像をもらっただけのもの」「日本のスタッフがリベリアとかギニアに行って取材するべき」などと持論を展開。こちらもネット上で「まずお前が行けよ」「感染経路を増やしてどうするんだ」「あんたが一番危機感ないよ」などとツッコミの嵐が巻き起こった。
それだけでなく、6月には脱法ハーブ問題について「僕ら若い頃はそれこそシンナーとか、そういうのでみんな遊んでたって時代ってあるじゃないですか」と、シンナー吸引が“当たり前”のことであるかのように発言。同月には大阪維新の会が生活保護費をクーポン券で支給することを検討しているとのニュースに大反対し、「(生活保護費で)パチンコやって何が悪い。アダルトビデオを楽しんだらいけないのか。いいじゃないですか。人間、生きてるんですから」とコメントした。
さらには、5月にAKB48メンバーが握手会で襲撃された事件では「なかなか普段は街に出ないような子が、AKBの握手会があるから出ていく」とファン像をイメージだけで語るなど“失言”は枚挙にいとまがなく、いずれもネット上で「テリーはおかしくなったのか」「意味不明な発言が多すぎる」「完全にズレてる」などと大炎上になっている。
「テリーさんの発言が特に目に余るようになったのは、昨年秋に不倫問題が報じられた時期から。週刊誌に『第二夫人発覚』とスクープされ、夫人と別居していることや約20年にわたって不倫関係にある女性の存在が明らかになった。それからというもの、当初は批判しまくっていた矢口真里の不倫騒動を手のひら返しで擁護するようになり、懇意にしている広告代理店や大手芸能プロに媚びるかのような発言が多くなった。『歯に衣着せぬ』というイメージを守るためか、その反動で大きな後ろ盾のないタレントをむやみに叩いたり、時事ニュースにトンチンカンなコメントをすることが増えました」(芸能関係者)