【ネットナンパ】財布にローションとコンドームは常備!

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Ilustrate by ながおか

 寝る前、寝起き直後、昼食中、夕方、ゴールデンタイム…と常にヒマさえあれば出会える系サイトをチェックしているトコショー。

 時間帯によってサイトに書き込んでいる女性の層がだいぶ違うので、いつアクセスしてもワンパターンになることなく様々な相手を物色できるからだ。

 そんなワケでとある平日の寝起き一発目に筆者愛用サイトのひとつである【イククル】にアクセスしていた時のこと。「ヒミツ掲示板」内の「スグ会いたい」カテゴリーにて、朝立ち中の愚息がピコンと反応した書き込みに遭遇したのであった。

 
———————–
お昼くらいから会える人いますか? 
 

はじめてサイトに登録してみました。
この1年相手がいなくて恋愛もエッチもご無沙汰状態です。 
 
もし相性がいい人と会えれば嬉しいです。 
 
池袋が行きやすいので、池袋でいいよって人がいたらメールほしいです。
それと夕方から用事があるので、昼位の待ち合わせが希望です。 
 
11月1*日09時09分
受付メール数:0/5 
 
♀ミカ
23歳
———————–

 
 この日は夕方から馴染みの人妻さんとデートの約束があったので、このミカちゃんのお誘いは筆者にピッタリではないか! それにサイト初心者の女性を放っておくわけにはいかない!! 他の野郎に遭遇して、嫌な思いをさせては筆者トコショーの名が廃ってしまう!

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 寝ぼけマンコ、じゃなかった寝ぼけマナコを擦りながらポチポチとファーストメールを書きあげて送信。

 
———————–
おっはようございます、ミカさん。 
 
新宿区在住のWEBデザイナーのショーイチ、34歳です。 
 
今日は仕事が休みなのでズっとヒマしている予定でした。
私も久しぶりに女性のぬくもりを感じたくなってしまいました。 
 
良かったら楽しくホっとできる時間を過ごしませんか? 
 
時間も詳しい待ち合わせ場所もぜんぶミカさんの都合にあわせますので、検討してもらえたら嬉しいです。
では!
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 こんなメールをポチっと送信したところ、10数分後に返信が届きアッサリと約束が成立してしまった。あまり大きな声で言いたくはないのだが、こうした出会える系サイトでは午前中はライバルとなる男性ユーザーが少なめなので入れ食い状態なのである。

 出会える系初心者の読者諸兄で、なかなか約束がとれないという人がいたら「午前中」のアタックをぜひともオススメしたいものだ。

 待ち合わせ場所は、ミカちゃんが指定した池袋西口のファストフードの前。時刻は12時30分ということなので、人混みでにぎわっている。

 あらかじめ互いの服装を教えあっていたものの、大丈夫かな? と不安に思いながらソワソワしていると、メールで聞いていた通りの格好でミカちゃんが現れた。

 
「あのぉ、サイトで約束してた人ですか?」、筆者が語りかける前に先手を取られてしまった!

「うん、【イククル】でメールしてたショーイチです」 
 
「あ、良かったぁ。ミカです。今日はよろしくお願いします」

 
 クッ、こいつなかなかヤルな。いきなり「あ、良かったぁ」なんて言われたら断りたくても断れないじゃないかっ!

 筆者がそう思ったのはもちろん理由あってのこと。だって、ミカちゃんの見た目が非常に微妙だったからだ。

 上京してきたばかりの田舎娘とでもいえばいいのだろうか。ほっぺたは赤くなっていないものの、モンペや頭巾がよく似合いそうな顔立ちである。

 純朴そうな娘も大好きなトコショーだが、ミカちゃんはちょっとポッチャリでぶちゃいく系の純朴娘だったのだ。
 
 
 
 
ぐぬぬぬぬっ
 
 
 
 
 ま、いっか。今日の本番は夕方に待ち合わせている馴染みの人妻とのデートだ。前菜としてミカちゃんみたいな娘とまぐわっておけば、本番のデートがより楽しくなるハズだ。

 
「こちらこそ、よろしくね。なんかミカちゃん楽しそうだね」 
 
「そ、そんなことないですよ」 
 
「だって、明るいし、笑顔だし、可愛いし……」

 
 サラっとついでのように相手を褒める。我ながらよくもまあ心にも思っていないことを言えるもんだ。

 
「や、あの、そんな、可愛くないですし」

 
 ふっ、やはり反応してきたか。言われ慣れていない証拠だろう。ま、これ以上褒めるといくらなんでも見え見えのお世辞になってしまうので、この辺にしておこう。

 
「じゃ、早速だけど行こうか?」 
 
「はい」

 

 昼食時で人通りの多い道を歩いていく二人。うーん、ミカちゃんクラスの娘と昼日中に街を歩くのは恥ずかしいなぁ。筆者の不細工ヅラを棚上げにしながら、そう感じてしまうトコショーなのであった。

 しかし、待ち合わせ場所から徒歩数分のホテルに向かっているとはいえ無言で歩くのは気まずい。天気の話や仕事の話など、当たり障りのない会話をしかける筆者。
 
 
 
 
あ!
 
 
 
 
 その会話中に、やっと彼女が誰に似ているか思いだした。出会った時から誰かに似てると感じていたのだが、それが誰なのか分からずモヤモヤしていたのだ。
 
 
 
 
ルリルリじゃん!
 
 
 
 
 そう、ミカちゃんは元おニャン子クラブの永田ルリ子に似ているのである。永田ルリ子を一回りブスにして、永田ルリ子を一回りポッチャリさせた感じであった。

 ミカちゃんを見て感じとっていた田舎臭さというか、懐かしい雰囲気の理由はそこにあったワケだ。そう分かって少しだけスッキリしたトコショー。

 そしてこの付近で一番グレードの低いホテルに到着。無愛想なフロントのおっさんに鍵をもらって、部屋に入る。

 
「じゃ、俺は一服するから先にシャワー浴びちゃいなよ」

 
 ほんと筆者はわかりやすい性格をしているもんだ。好みの娘が相手だったらタバコを吸う気も起きないし、たとえ吸いたくなっても相手の了承を得てから一服している。しかし、相手が不美人やおデブちゃんだと自分勝手になってしまうのであった。

 その後、筆者もシャワーを浴び、かろうじてダブルサイズと呼べるベッドの上でプレイが始まった。

 ミカちゃんが巻いていたバスタオルをソっとはぎ取る。
 
 
 
 
田舎のおばちゃんかよっ!
 
 
 
 
 予想通りのずん胴でぽっちゃり体型。畑仕事に向いているような重心が低めの体型である。つまり足が短いってことだ。

 おっぱいはEからFカップくらいはありそうだが、とてもじゃないが色っぽいとは言い難い。

 チュチュっと舌を使わないキスをし、ペロペロっとオッパイを吸って舐める。

 そしてクンニの出番だ。博愛精神あふれるトコショーは、チンポをネジ込む前の礼儀としてクンニを欠かすことはまず無い。
 
 
 
 
レロロロ
 
 
 
 
 はい、お終い。ミカちゃんはそれなりに感じてくれているようだが、筆者の心が折れてしまった。

 ヴァギナの表面は筆者の唾液で濡れてはいるものの、膣の内部はまだからっからの木枯らし状態だろう。
 
 
 
 
ヨシっ、アレを使うか。
 
 
 
 
 筆者の財布にはいつもコンドームが用意されている。薄手のタイプと極厚タイプのものだ。そして最近新たに常備しているのが通販で見つけた「ゼロゼロジェル」というもの。

 コンドームの1パッケージと同じくらいの大きさで小分けされているローションなのだ。数回ほどオナニーの際に使用したことがあるのだが、こういう事態を想定してコンドームと一緒に財布に入れていたワケである。

 薄手タイプのゴムを装着し、その上からローションを満遍なく愚息に塗り込む。あらかじめシミュレーションしていたので、10秒もかからず準備完了。

 ミカちゃんに背を向けながら処理したので、彼女にしてみれば普通にコンドームをはめていただけに見えるだろう。

 

「じゃ、ゆっくり入れるね」

 
 こうして正常位で挿入開始。キツめの穴だったが、ローションのおかげでなんとか奥まで挿入することに成功。やはり備えあれば憂い無しだ。
 
 
 
 
エーサエーッサ、エサホイさっさ
 
 
 
 
 お猿の籠屋のリズムで腰を振った後、バックに体位を変更する。愚息の角度を調整し、ミカちゃんの内部の壁を擦り上げるように突きまくる。
 
 
 
 
「あ、あ、そ、それ、イイ」
 
 
 
 
 どうやらミカちゃんは気にいってくれたようだ。

 
「お、俺もすげぇ気持ちイイよ。もう我慢できないよ!!」

 
 本当はもう少し我慢できたのだが、どうせ一回こっきりの相手なのであっさりと発射することを決意するトコショー。
 
 
 
 
ガンガンががガン、がんガガガン
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 
 短めのラストスパートを経て、あっさりと発射した筆者であった。

 事後のシャワーを浴びるトコショー。この後のデートのため、ボディソープを使用せずに。

 こうして連絡先の交換もないまま、ホテルを出る。

 
「あ、俺ちょっと一服するからここで別れようか」

 
 喫煙所に向かう旨をミカちゃんに告げる筆者。さんざん部屋でタバコを吸っていたにもかかわらず、この言い訳はちと苦しいか?

 
「あ、はい。今日はありがとうございました」 
 
「うん、またいつか機会があったら遊ぼうね」

 
 こうして無事にサヨウナラを迎えることができたのであった。

 その後、待ち合わせ場所だったファストフード店に戻り、馴染みの人妻との約束の時間までモンハンをしながら時間を潰したトコショー。

 やはり出会える系サイト遊びの際は、コンドームとローションとモンハンは欠かせないなぁ。

(文=所沢ショーイチ)

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