――『新・絶対的美少女、お貸しします。 ACT.28』の冒頭インタビューで、プライベートでは淡泊だって話していましたよね。
「そうなんですよ。自分でオナニーもしないですからね」
――まあオナニーは一人でするもんですからね。
「そっかぁ(笑)。本当にプライベートでは性欲がないんですよ」
――初体験は幾つの時ですか。
「高2の時です。相手は同じクラスの彼氏だったんですけど、すごく変わった人で。私のことを『キミ』って呼ぶんですよ。それで『僕は大学に行ったら遊べないからキミとは別れるから』とか言うんです」
――漫画のキャラクターみたいな俺様ですね。どこに惚れたんですか。
「サッカー部に所属していたんですけど、筋肉がすごくて」
――肉体美に惚れたんですか(笑)。初体験はいつだったんですか。
「付き合って半年後ぐらいでバレンタインデーの日でした」
――付き合ってから間があったんですね。
「そうですね。しかも『僕はTENGAが大好きだから』って堂々と言うんですよ」
――普通は隠し通すことですよね(笑)。
「だから彼のことをカッコ良いって言う女の子よりも、TENGAにヤキモチを焼いていました。初体験の日もチョコを上げたら『チョコ嫌いなんだよね』って言うんです」
――本当に嫌な奴だなぁ。
「でも食べてはくれて、彼の家でエッチな雰囲気になって。あんまり細かいことは覚えてないんですけど、終わった後はすごく嬉しかったですね」
――それだけ偉そうなことを言われても好きだったんですね。
「私は恋愛も奉仕型だし、振り回されるのが好きだったんでしょうね。ただ受験前に別れたんですけど、しばらく経ったら彼のほうが終電で私の家に来て、泣いて『別れたくない!』って言うんですよ。彼でも泣くって感情があるんだって驚きました。あと私がいない時に、私のお母さんに参考書を渡して、中を見たら『やり直したい』って手紙が入っていたんです」
――俺様な人ほど女々しいんですね。
「私は1回別れると引きずらないから、すっぱり別れましたけどね」
――付き合うと甘えるほうですか。
「逆かもしれない。外では恥ずかしくて手もつなげないんですよ。あとエッチした後も男の人みたいにパッと離れるんです(笑)。良くないなとは思うんですけどね。エッチも自分からではなく、相手がしたがるからするような感じで」
――高校時代に交際したのは、その彼だけですか。
「そうですね」
――それは少ないですね。プライベートの男性経験人数はどれぐらいですか。
「30人ぐらいです」
――急に増えますね(笑)。さっき性欲がないって言ってたじゃないですか。
「専門学校の終わりぐらいから一気に増えたんですよ。飲むのが大好きで、お酒の席で知り合った人と勢いでとかが多くて。その中で実際に付き合ったのは5人ぐらいです」
――どういう時にエッチしていいかなって思うんですか。
「香水と柔軟剤の匂い(笑)。あと目と鼻が重要です。別にカッコ良い顔を求めている訳ではなく、笑うと目尻にしわが寄ってフニャッとなる人が好きなんです」
――いまいち伝わりにくいですが(笑)。年齢は気になりますか。
「年上が好きですね。年下と付き合ったこともあるんですけど、一番上は40代とエッチしたことがあります。年上を好きになるから、相手が妻子持ちってことも何度かあって……。そんなことが続いて、何やっているんだろうと思って、すっかり今は落ち着きましたけどね。今はお酒を飲んでも真っ直ぐ帰ります!」
(文=猪口貴裕/写真=辰巳ちえ)