最近は、バラエティなどでプライベートを切り売りして話題を作った上でDVDをリリースするケース（特に中堅のグラドル）などもあり、それを考えると、彼女のここまでのグラドルとしての活動は奇跡的ですらある。むしろ、今回気になったのは、「結婚相手がいれば芸能界を辞める」といった発言のほうか。
「『武田久美子さんのような伝説の作品を残したい』と野望を語ったまではよかったわけですが、その後、両親の反応に話が及ぶと、『もうやめなさいって』『結婚したいんですよ～』などと語り、さらに有吉の『結婚相手さえ見つかれば芸能界に悔いはないの？』の問いに、『はい！』と即答。すかさず見届け人の大久保佳代子が『ナメんなよ！』とブチ切れたのが印象的でしたね」（前同）
番組を見ていた芸能ライターの織田祐二氏もこう語る。
「あくまで盛り上がったトークの上での発言なんで、そのまま額面どおりに受け取るのはどうかと思いますが、とりあえず、仲根かすみのように写真集の発売イベントの翌日に結婚を発表したり、リア・ディゾンのようにライブ中にデキ婚を発表するのだけは避けてもらいたいところ。笑い話の反省どころでは済まなくなりますから。まあ、お馴染みのフレーズの『がんばりましょ～こ』や『よっこいしょ～こ』が相変わらず飛び出していたので、当分は大丈夫だと思いますが（苦笑）」
DVD4枚の水増しの反省から始まったわけだが、結果的に、彼女の魅力が全面に押し出されたカタチとなった今回の『有吉反省会』。この調子であれば、今回の出演を生かした新作DVDリリースも時間の問題だろう。ズバリ、タイトルは『水増しで45枚目！ 「有吉反省会」を見た人は全員買ってくれるでしょ～こ』でどうか。売れるかはともかく、再度、同番組の出演は果たせるはずだ。
（文＝ニイゼキユウジ）