最高に癒される…井川遥の人気再燃させた『角ハイボール』CM、そのウラで初代出演者の小雪は凋落


「井川は美貌だけでなく、共演者に『仏様かトトロのような人』と評されるほど人当たりのいいほんわかした性格。元パイオニア会長の息子でファッションデザイナーの松本与氏と結婚し、玉の輿でセレブになったにもかかわらず、毎朝薄化粧のまま娘の手を引いて都バスで幼稚園の送り迎えをするなどママとしても完璧。仕事も私生活もパーフェクトなのに嫌味がない稀有な存在です。だから一般視聴者だけでなく、業界人やスポンサー筋にもファンが多いんですよ」(前同)

 かつては癒し系グラドルとして人気だった井川だが、30代後半になって再ブレイクしたといってもいい状態。その追い風になったのは間違いなく前述の『角ハイボール』のCMだ。その絶妙なコンセプトでアラサー・アラフォー美女の新たな魅力を発掘する役割を果たしており、出演者にとっても大きなメリットがある。

 だが、そのCMに出演しながら凋落してしまったケースもある。本来なら最も視聴者の記憶に残り、そのイメージがプラスになっているはずの小雪(37)だ。

「07年に初代女性店主役に選ばれ、スポンサー側は小雪を気に入ってずっと起用するつもりでいた。ところが、2011年に松山ケンイチとの結婚&妊娠が発覚。お酒のCMに妊婦は出せないという暗黙の了解があり、知らされていなかったスポンサー側は混乱した。それだけでも業界的には非常にイメージが悪くなりましたが、さらに昨年に韓国で第二子を出産した際、産後調理院(産後に24時間体制でサポートを受けられる施設)の代金踏み倒し騒動が発生。告訴は免れましたが、その対応は世間の印象を悪化させた。さらに、芸人の友近がネタの中で『人気女優Kが楽屋の加湿器やマッサージ器を盗むのでスタッフが困っている』と暗に小雪を告発し、盗人のイメージまでついてしまっている。もはやCMで見せていた美人店主の面影はなく、トップ女優の座から完全に転がり落ちてしまった」(週刊誌記者)

 当たり役になれば躍進間違いなしに思えるCMだが、その後の振る舞いによっては帳消しになってしまうこともあるようだ。だが、井川は前述のように人柄の評判がよく、小雪の二の舞を踏むことはないだろう。もはや初代の小雪のイメージが消え去り、『角ハイボール』のCMといえば井川となる日も近いのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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