「声優という職業を支えているのは熱狂的なアニメファン。そんなファンたちからすれば、大事なのは作品とアニメのキャラクターで、露出に関してはそれほど望んではいません。もちろん、あればあったで喜ぶファンもいるとは思いますが（笑）。それよりも、声優本人が喜ぶ姿だったり、思いがけず自分の好きなキャラと重なるようなセリフをつぶやいた瞬間を楽しむようです。写真集でも、ファンは、アイドルばりのビジュアルではなく、“妄想を刺激しやすい姿”を求める傾向があるようです。静止画ならばこそ、自身の脳内で好きなセリフだったりシチュエーションを楽しむことができますしね。それでも、最近の声優のアイドル化は止まるところを知らず、ビジュアル面でもそこらのアイドルを遥に凌駕する可愛さを兼ね備えていたりもします。ひと昔前の声優ファンからすれば、驚くような時代の変化とも言えるのではないでしょうか？ それでも、“可愛すぎる声優”として一時代を築き、あれよとタレント化に成功した平野綾さんは、珍発言やスキャンダルの連発であっという間に失速しましたが…」（業界関係者）
しかしその一方で、人気漫画雑誌の表紙と巻頭で、見事な水着グラビアを披露した人気声優もいる。今年9月に発売された「週刊ヤングジャンプ」（集英社）で、竹達と同世代の人気声優・内田真礼（うちだまあや／24）だ。
声優として初めて表紙を飾った内田は、白やカラフルな柄のビキニ姿で巻頭グラビアに登場。谷間を強調した衣装を大胆に着こなし、明るい笑顔と物憂げな表情で、本家のグラビアアイドルたちと比べても見劣りしないポーズを決めている。へそ出しの私服ファッションもセクシーで、知らない人が見れば誰も彼女が声優だとは思わないだろう。
グラビア界は常に新しい刺激を求めている。現在ではそのトップにAKBグループがいるわけだが、近頃では、佐野ひなこ（19）や、おのののか（22）といった、AKB以外のグラドルの活躍も目立ってきた。今回、声優界から内田がグラビアシーンに打って出たが、これだけ完成度の高いグラビアを披露したとなれば、グラビア界も放っておかないだろう。今後、人気声優たちが彼女に続くことも考えられる。そうした流れにアニメファンたちがどういった反応を見せるのかはわからないが、アニメそのものの知名度や人気を上げるのに、人気声優たちのグラビア進出は大きな力を発揮することは間違いない。アニメ業界全体としても、声優たちのグラビア挑戦は推し進めたいところだろう。もちろん、その中で活躍が期待されるのが巨乳という宝を持つ竹達彩奈だ。声優という枠に縛られず、ぜひ彼女にはネットユーザーたちを歓喜させたおっぱいを最大限にアピールしたグラビアを披露してもらいたい。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）
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