実は、前述したオナホール（Zeus）とバイブ（Hera）が、あまりにもお粗末な作りなのだ。
『セックスメディア30年史―欲望の革命児たち』（筑摩書房）などの著書もある評論家／編集者の荻上チキは以前、その驚愕の残念っぷりをTwitterで30分近くかけて連投。しまいには、以下のようなツイートまで残している。
「これを購入したカップル、あるいは片方から送られた者の戸惑いが容易に想像できる。手にした段階でドン引きし、試そうとしてもすぐに我に返り、なにしてんだろ自分といった深い後悔に苛まれ、やさぐれて壁に投げつけた後に壁の心配をし、すぐさま相手と別れ話をしだすであろう。」
しかし、まだ希望を捨ててはいけない。新サービスの開始に併せて、「TWIST」という新しいオナホール（「for he」）とバイブ（「for her」）が開発されたのだ。名前のごとく、ねじれた形をしたそのオナホールとバイブは、どうやらなかなかの出来らしい。
LovePalz社の広報ヴィヴ・ルーはテクノロジー系情報サイト「BETABEAT」において、テストで使用した人々は「もう最高」「ハマりそう」と口を揃え、「なんでもっと早くこれを開発しなかったんだ」と文句を言う人もいた、と語っている。
これはなんだか、期待できそうではないか！
公式サイトでメールアドレスを登録すれば、ローンチ時にいち早く知らせてくれるらしいので、気になる人はぜひ登録してみては。
（文＝ツジエダサト）