――どういうことですか?
「初体験は16歳で、ヨーロッパに行く21歳までは男性経験は4人だったんだけど、なぜか帰国してから短期間で100人以上とエッチして。出会いがあったら、とりあえずやってみよう、みたいな。どうしてそうなったかは自分でも分からないですね」
――ドイツ人とエッチして目覚めたとか?
「ドイツ人とはしたことないな。それに、バレエをやっているドイツ人はなぜかゲイが多いんですよね(笑)。私の知り合いがたまたまそうなのかもしれないですけど」
――男遊びが派手になっている最中にAVデビューを決心したんですか?
「そう。オナニーやエッチの最中って、普段誰にも見せない表情をしているじゃないですか。それをAVで見せることによって、人間らしい表現をしたいなって思ったんです」
――ずいぶん飛躍しましたね(笑)。AVデビューは2012年ということですけど、みおり舞の名前を聞くようになったのは今年に入ってからという印象です。
「実は違う芸名でデビューして半年ぐらい活動したんだけど、あんまり仕事がなくて。それで半年休んで、事務所が変わって、みおり舞でデビューしたら仕事が増えたんですよ。その再デビューの1作目で共演した男優さんが、『エレベーターガールin…[脅迫スイートルーム]』にも出ている方だったんです。私のことを気に入ってくれて、他の現場で頻繁に名前を出してくれたらしいんですよ。そのおかげでオファーがあって、さらに口コミで仕事が増えるようになりました」
――自分では、なんで現場ウケが良いと思いますか?
「エロに対して貪欲だからかな。それに、どんな現場も楽しんでいるんですよ。たとえハードな内容であっても、それすら楽しめるんですよね。だから、もっともっとAVで自分を表現していきたいし、いつか監督もやってみたい!」
(文=猪口貴裕/写真=辰巳ちえ)
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