人気AV女優が三つ又バイブでタイムリープ!? 『レイプゾンビ』シリーズ完結編

「ヤラせない女は犯せ」

 なんとも物騒な主題歌が印象的な映画『レイプゾンビ』シリーズが、惜しまれつつも遂に、『劇場版 レイプゾンビ LUST OF THE DEAD 新たなる絶望』として完結編を迎える。

 レイプゾンビとは、文字通り「レイプ」と「ゾンビ」をテーマにしたシリーズ作。今回の完結編まで4作続き、うち2作が劇場公開されている。監督は、『STACY』『出逢いが足りない私たち』『最近、蝶々は…』などで知られる友松直之氏。血・暴力がテーマのエログロ作品を得意としている。

 ストーリーは、説明せずともタイトルからだいたい想像はつくだろう。「童貞オタクを除く、すべての男がレイプゾンビと化し、彼らにレイプされると、女は中出しの毒で死んでしまう。レイプゾンビの息の根を止めるには、キン○マを撃ち抜くか、チ○ポを切り落とすしかない」という、超わかりやすい単純明快なストーリーだ。 
 

(C)2014「レイプゾンビ」製作委員会
(C)2014「レイプゾンビ」製作委員会

 
 完結編である今回は、東京は既に廃墟と化し、完全に秩序が乱れた状況。男女の断絶は決定的なものとなり、人類滅亡回避のため、卵子と卵子で子どもを作ることが可能となった時代として描かれている。男性の性欲が減退化していると言われている現代社会が反映されているかのようだ。

 主人公のレズビアンナース・ノゾミを演じるのは、アダルトビデオ界でも人気の女優・めぐり。端正な顔立ちと、豊満なオッパイが実に魅力的だ。めぐりの起用について、友松監督は次のように語る。

「オッパイが大きい! だけでなく、演技力・表現力共に優れている!」(友松監督談)

 そう、Gカップオッパイもさることながら、特筆すべきはめぐりの演技力だ。死んだ恋人・モモコを生き返させるべく、タイムマシンで過去へと遡行するのだが、複雑に揺れ動く心情や葛藤を見事に演じ切っている。また、ラグビー部のマネージャーをやっていた女子高生時代の輪姦シーンは圧巻だった。

 もちろん、エロ要素もバッチリ。タイムマシンが、なんと三つ又バイブ! クリトリス・膣・アナルを同時に刺激できる仕様になっているのだが、それぞれを過去・現在・未来にみたてているのが面白い。オーガズムによってタイムリープできる仕組みになっている。「ちゃんとイケないと時空の狭間で迷子になる」と大真面目に理屈を述べつつ、バイブを挿入する博士役は、ベテランストリッパーの若林美保。抜群の安定感で脇を固める。

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