林といえば、09年にラジオ番組『智一・美樹のラジオビッグバン』(文化放送)のアシスタントに抜擢され、ネットラジオなどでも活躍。アニメ声優としては名前のないモブキャラの担当が多かったが、昨年10月から今年3月まで放送された『はじめの一歩 Rising』(日本テレビ系)でヒロイン・間柴久美役を務め、今後の飛躍が期待されていた。その一方、昨年末にアトミックモンキーを離れてから仕事が激減していたようだ。
「現事務所に移籍する直前、林はパーソナリティーを務めていたネットラジオ番組を相次いで降板。さらに今年に入ってから新規の仕事が全く入らず、悩んでいたようです。その“干され”状態が、アトミックモンキーによる嫌がらせであると感じたのかもしれません。前回の騒動後、周囲は『被害妄想』だと本人をなだめたようですが、彼女は納得していない様子だったようです。林は精神的に不安定なタイプとして知られ、本人もそれを隠していなかった。アトミックモンキーの有力声優が林の移籍を支援していたくらいですから、移籍をめぐってトラブルがあったとは考えにくい。まだアニメ声優としての実績があまりないため、アクセルワンが新規の仕事を回しづらい状態になっていただけの可能性もあります。ですが、一部の声優業界で悪質なパワハラが横行しているのも事実であり、ただの被害妄想と決めつけられない部分もある」(業界関係者)
ファンの間でも「パワハラか」と心配する意見と、「ただのメンヘラ」と断じる見方に分かれている。いずれにせよ、彼女が肉体的にも精神的にも大きなダメージを受けているのは明白。しばらくは静養し、ファンのためにも引退を早まらずにゆっくりと今後を考えてほしいものだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)