また、死ぬことに対する不安を聞かれた際には「死ぬことが怖いってあんまり思ったことがなくて…」「子どもの頃、むしろ憧れていたところがありました」と明かした小泉。しかし、48歳となった今は「どうせ死ぬしな、と思って」「(死が)見えてきたしね」と、考え方が変わっているようだ。
3人の中で唯一子持ちの宮本は「子どもが生まれたときに死を考えた」と話し、中井は「基本的に大人って子どもを持たないとダメ」「大人になれない」と持論を展開。姉がシングルマザーだという小泉は、「(シングルマザーに)自分がなろうとは思わないけど」「自分が子どもを持つってことが、ずっと怖いって思ってた気がします」と心境を吐露した。しかし、やり残したことを考えたとき、「子ども産まなかったな、子ども育てるっていう経験しなかったな」という思いが出てくることもあるようだ。
「小泉は前週も『初のレズビアン女優を目指す』などの発言で笑いを誘っていましたが、死についても達観している様子がうかがえます。以前、マツコ・デラックスからも『男たちを後ろで操るタイプ』『将来は裏でフィクサーとして活躍する』といった分析をされていましたが、業界人ほど小泉のプロデューサー気質を高く評価しているのかもしれませんね。『あまちゃん』の出演で再ブレイクともいえる活躍を見せている小泉ですが、『楽しく飲めるお酒さえあればいい』と基本的にはマイペースで仕事をするのがモットーのようです。行きつけのバーでは、初対面のお客さんと意気投合することもあるなど、中井たちの言うように意外すぎるほど“普通”な素顔が小泉の魅力ということでしょう」(芸能ライター)
中井がもともと裏方志望だったことを受けて、「そのくらいの気持ちの方が、(芸能界で)長生きしてますね」と、自身も最初は「やめたくてやめたくてしょうがなかった」と明かした小泉。気負いすぎない姿勢とあくまで“普通”の感覚を保つことが、長く芸能界の第一線で活躍し続けられる秘訣なのかもしれない。将来的には、本当にプロデューサーとして辣腕をふるう小泉の姿を見てみたい気もするが…。
(文=津本ひろとし)