しかし、前出の関係者は芹那の自宅についてこんな風に分析する。
「ネット上などでは、番組で紹介された芹那さんの自宅が『豪華すぎる』『誰に家賃払ってもらってるんだ』などと話題になっていますが、事務所が所有しているマンションなのではないでしょうか。管理や安全のため、事務所が持っている部屋にタレントを住まわせることはよくありますからね。特に芹那さんのようなブレイクした女性タレントの場合は普通のことですよ。セキュリティーを考えれば、それなりのマンションになりますから豪華にもなるでしょう」（前出）
また、この日ゲストとして出演していたアンジャッシュの渡部建（41）から「家賃を把握してないんじゃない？」と言われると、「自分でちゃんと払っていますよ～」と答えていた芹那。しかし、その笑顔はどこかぎこちなく、ごまかしているようでもあったのは、男の影というよりは事務所の部屋だということなのかもしれない。確かに、そうでもなければ、わざわざ疑われるような真似はしないだろう。事務所のマンションだからこそ、こうしてテレビで堂々と自宅を公開したと考えるほうが自然だ。
とはいえ、番組の後半で渡部が、男の影がチラついてツッコミどころの多い芹那の自宅公開について、「バラエティ的に大正解」と言っていたように、ネット上でも話題になっている今回の放送はタレント芹那にとって有意義なものだったに違いない。1人の時間が寂しいと言い、空いている時間はゴルフの練習や料理教室にあて、友達がいないことに悩んでいると語っていた芹那。番組の中でも指摘されていたが、そんな彼女の悩みも、なぜか深刻には聞こえないから不思議だ。それは、彼女がどんなにツッコまれても、あの甲高い声と笑顔で対応するからだろう。それこそまさに彼女の魅力といえる。どんなに嫌われても笑顔を絶やさずにいられるか、今後の彼女の芸能活動はそこにかかっているに違いない。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）