AKB48の大島優子(25)の“卒業ビジネス”に対する批判が強まっている。昨年末のNHK紅白歌合戦で卒業を発表し、6月8日にグループを離れることが決まっているが、あまりにも「卒業記念」がうたい文句のイベントや番組出演、CD発売などが相次いだため「まだ卒業してないのか」という声が高まっているのだ。
今月5日、インテックス大阪で『大島優子感謝祭』が開催され、抽選で選ばれたファン3000人が集結。ミニライブが行われた後、大島の卒業ソング「今日までのメロディー」のプロモーションビデオの映像が初公開された。このPVは高橋みなみ、小嶋陽菜ら現役メンバーだけでなく、秋元才加、河西智美、野呂佳代、増田有華ら卒業メンバーも出演しているという豪華なもの。ファンにとってはたまらない内容だが、一部からは今年2月に発売されたシングル「前しか向かねえ」が大島の卒業ソングではなかったのか?との疑問が噴出。このニュースを目にしたネットユーザーからは、以下のような意見が多数書き込まれている。
「これが卒業ソングなら『前しか向かねえ』は何だったのか」
「何曲、卒業ソングを出すつもりなんですかね」
「6月まで引っ張るなら紅白で卒業宣言する必要なかったじゃんw」
「卒業ネタ引っ張り過ぎて新鮮味のカケラもない」
「もうほんとにマジでいつ卒業するの?w」
シングル「前しか向かねえ」は大島の“最後の主題楽曲参加”ということになっており、卒業ソング「今日までのメロディー」は5月21日発売のAKBの36枚目のシングル「ラブラドール・レトリバー」の収録曲という扱いになっている。卒業前のシングルタイトル曲のセンターを務めるのは「前しか向かねえ」が最後だったが、卒業ソングは「今日までのメロディー」というややこしさが混乱を生んだようだ。
各歌番組でも「最後の出演」が何度もうたわれ、大島がすでに引退したかのような錯覚に陥っている視聴者は多い。タレントのベッキーも、今年4月に自身のTwitterで「結局、大島優子ちゃんがAKB48を卒業したのか 卒業はまだしてないのか 私は把握できていない。どっちだ」とツイートしており、同業者ですら認識できていないようだ。