■実生活では姉なので、妹キャラを演じるのには苦心しました
──妹キャラっていうのは、演じてみていかがでしたか?
橋本:わたしは弟がいて、実生活では姉属性なんです。弟とかパシリに使ったりして(笑)。だから自分なりに研究して、皆さんの理想を壊さない妹像を演じなきゃいけないんだと思ってやってたんですけど、意識して演じると恥ずかしいですよね。姉萌えとかだったら絶対に負けない自信はあるんですけど(笑)。
──美月はしかもツンデレキャラですよ。橋本さん的にはツンデレってどうなんですか?
橋本:ツンデレの気持ちはわかります!! でも今回の映画では美月はツンデレではなく「内向きな地味な感じの子」でって念を押されたんで、ツンデレをまったく意識せず演じました。
──普段パシリに使っている弟さんにもツッコまれそうですね。「姉ちゃん、アンタなにやってるんだ」って。
橋本:そんなことを言ったらシメてやります(笑)。あいつ、わたしの写真集を見て「姉ちゃんよりもマグロのほうが美味しそうに見える」とかバカにしていたので、姉の怖さを思い知らせますよ!!
──それは姉萌えじゃないですって(一同笑)。
■アクション映画に出てみたい!! でも体を動かすのは……
──本作で映画初主演を経験し、今後演じてみたい役とかはありますか?
橋本:CIAです、スパイ役!!
──アクションものとか好きなんですか?
橋本:そうなんです。特に洋画系のアクションをよく観るんですけど、アンジェリーナ・ジョリーさんカッコいいじゃないですか!! ああいうのやりたいなとか思ってたんですけど、お金もかかるし、洋画だからこそサマになるんでしょうね。
──そこでどうでしょう、アクション映画出演を目標に立ててみては?
橋本:いや、わたしみたいなのはムリですって!! 映画で身体を動かすのは苦手なんで(笑)。
──もう、やりたいのかやりたくないのか、どっちなんですか!?
橋本:アンジェリーナ・ジョリーさんの、女優としての姿勢や生き方は目標にしたいです。日本だとそうだなぁ、天海祐希さんですかね。
──天海さん、ちゃんとアクティブに体を動かしてますよ(笑)。じゃあ他に得意なものは……声優とかはどうですか? 以前『テッド』の吹き替えで声優に挑んでましたよね。
橋本:やりたいですよね~!! けっこういろんな声が出せる自信があるんで、やりたいなとは思うんですけど、仕事を取ってくるのが大変ですよね(笑)。
──なんだか軽く疑問を残しつつ最後になりますけど、メンズサイゾーの読者の皆さんにメッセージを。
橋本:(キラッとしたモデルスマイルで)みなさんこんにちわ!! 今回取材していただいてすごく嬉しいです。映画の方もすっごく面白いので、ぜひ観てくださいね!!
(文=テリー天野/写真=辰巳ちえ)
■橋本甜歌(はしもと・てんか)
1993年生まれ栃木県出身。6歳の頃より子役として活躍し、ジュニアアイドルとしてTVや写真集等で活躍する。近年では読者モデルとして雑誌「Popteen」や「Ranzuki」等で活躍、ブログでも数多くのアクセスを稼ぎだし、ギャルのカリスマとして活躍中。
◆オフィシャルブログ(http://ameblo.jp/hashimoto-tenka/)
■『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』(公式サイトはコチラ)
両親の再婚で義理の兄妹となった夕哉と美月。なかなか兄と打ち解けられずに居心地の悪い日々を送っていた美月の前に、突然“自称・幽霊”を名乗る少女日和があらわれた!! 日和が成仏するためには、美月が夕哉とラブラブして、彼女の股間に装着された貞操帯(T・S・T)のゲージを満タンにしなくてはならないのだが……。
監督/青山裕企、伊基公袁
原作/松沢まり(KADOKAWA 富士見書房刊)
脚本/伊基公袁、港岳彦
出演/橋本甜歌、小林ユウキチ、繭、矢野未夏
上映時間/107分
配給/KADOKAWA
公開/2014年5月17日(土)池袋シネマ・ロサ他全国公開
※R15+
初日舞台挨拶
5月17日(土)
会場:池袋シネマ・ロサ
11:00の回上映後/舞台あいさつ
登壇者(予定):橋本甜歌、小林ユウキチ、繭、青山裕企監督、伊基公袁監督
料金/全席指定:2000円(税込)
プレリザーブ:5月3日(土)~9日(金)
チケット発売:5月10日(土)10:00より