コンドームの装着を拒否「そのまま出してもいいから…」後藤理沙がヤリマン女(!?)を熱演! 映画『最近、蝶々は…』公開迫る


 ゴシップ誌に自分と似た体験談記事を見つけた留可は、男性記者を訪ねる。喫茶店取材の席で、「見せられないような部位にもキスマークの痕跡が残っている」と恥じらいつつ語る留可。見せられないような部位なら仕方ないですねと引き下がる記者に、表情を一変させ「やっぱり見てもらおうかな」と不敵な笑みを浮かべるあたりから後藤理沙が本領発揮していく。 
 

(C)『最近、蝶々は…』
(C)『最近、蝶々は…』

 ビジネスホテルでの撮影を提案する記者に、「ラブホテルでも……」と吹っかけ、惜しげもなくバストを晒すのだ。エロティックな裸体は、豊胸手術の効果だけでなく、後藤理沙の内面から溢れ出るフェロモンによるものだろう。「ここ(バスト)だけじゃないんです」とパンティまで脱ぎ捨て、「オンナをハダカにさせといて、アンタはいつまで服着ているつもり?」と記者を誘惑。コンドームの装着を拒否し、「そのまま出してもいいから」と膣内射精を促すシーンはファンでなくとも必見である。 
 

(C)『最近、蝶々は…』

 物語のキーワードとなるのは、セックス中だけ留可の内ももに浮かび上がる蝶のアザ。後藤理沙本人も、芸能界を一時引退する際に、左肩に蝶のタトゥーをいれたという。そういう意味でも、「蝶」がメインテーマとなっている本作は、後藤理沙にぴったりの作品といえるだろう。

 原作は漫画家の内田春菊(新潮文庫刊『最近、蝶々は…』)。なお、本作には内田本人も出演している。脚本・監督は『STACY』『レイプゾンビ』『出逢いが足りない私たち』でもお馴染の友松直之。初日の5月10日(土)には、後藤理沙、内田春菊、友松直之による舞台挨拶も予定されている。三十路を迎え、円熟味を増しつつある後藤理沙の今後に期待したい。
(文=菊池美佳子)
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