■パンスト女子よりも競争率が低いので狙い目
「これっぽっちもエロスが感じられない」と口を揃えた男性陣の大半が、聞いてもいないのに「むしろパンストのほうがエロスを感じる」と頬を緩ませた。これが民意というものなのだろう。白靴下よりもパンストに惹かれる……オトコの本能のようなものである。だからこそ、パンスト女子は競争率が高い。白靴下の流行で、パンスト女子の割合が激減しているこの春は、貴重なパンスト女子の周囲にオトコたちが群がるのだ。その競争を勝ち抜きパンスト女子の股を開かせるほどのイケメンならどうぞご勝手にといったところだが、そうでないなら競争率の低いパンスト女子に狙いを定めるのが無難であろう。
■オトコに媚びない白靴下女子をヒィヒィ言わせてこそ真のセックス紳士
女性たちにとっては、オシャレも大事だが恋も大事! オトコ受けするファッションとオトコ受けしないファッションの違いくらい、女性たちも熟知している。白靴下がオトコ受けしないこともとっくにわかっているだろう。そのうえで、オトコ受けよりも流行のオシャレを選んでいるということは、白靴下女子たちがオトコに媚びる気がないことの証し。セックスに対してもガツガツ感がないのだろう。だからこそ、あえて落とし甲斐があるというものだ。元からエロい肉食ヤリマンではなく、セックスに対して草食思考な白靴下女子にペニスの快楽を知らしめてこそ、オトコとしてスキルアップできるというものだ。
■疑似イメクラとして楽しむ
風俗店の多様化により、かつて一世を風靡したイメクラの影が薄くなってきていると感じている風俗ファンも多いだろう。だからと言って、一般女性に対しセーラー服着用でのセックスをリクエストしても、シャットアウトされることのほうが多いはず。しかし白靴下を着用した女性となら、衣装ナシでスクールセックス感が堪能できる。ポイントは、衣服を脱がせても白靴下は脱がせないこと。安っぽいコスプレなんぞよりも、よっぽど臨場感ある疑似スクールセックスが味わえるだろう。
■靴下コキ
白靴下を前戯に取り入れるのも一興。脱いだ白靴下でペニスを包み込むようにして手コキさせたり、上級編としてはペニスに白靴下を被せ、その中に射精しても良いだろう。パンストと違って、ペニスを包み込むにはちょうど良いサイズだからこそ楽しめる応用テクニックである。
【結論】
夏になると、素足にサンダルの女性が増えるため、足元のバリエーションが少なくなる。白靴下セックスは、春だからこそ満喫できる「季節モノ」。四季がある日本に生まれたからには、季節を意識したセックスを心がけたいものだ。
(文=菊池美佳子)
菊池美佳子(きくち・みかこ)
1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21~29歳の間、キャバクラ嬢・テレフォンセックス嬢・企画物AV嬢としても活動。引退後、文筆業に転身。
■著書:『2010年代 ニッポンの風俗』/『つけちゃうぞ! 大人の保健体育』
『テレフォンセックス裏物語』/『Sの妹Mの彼女』