人気者の宿命?アイドル化した羽生結弦、ヤラカシ出現で周囲は困惑


「好きな選手の演技を邪魔するなよ」
「選手の迷惑よりも自分の気持ちを伝えるほうが大事な連中なんだろ」
「アイドルや声優のライブで自分を認知してほしくて曲が始まる直前に叫ぶ迷惑なオタと共通するものがある」
「こんな女たちに追っかけまわされて羽生くんが可哀想」

 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏も、27日付の自身のブログで「『ユヅ~愛してる~』なんて パリの散歩道 流れる演技直前に叫んじゃダメ!」と苦言を呈した。尾木氏は羽生選手が失敗は自分の責任だとコメントしたことについても「羽生君はファンをかばって自分を責めています…」と分析し、「そんな結弦君にファンは甘えてはいけないと思います!!結弦君ファンの応援モラル しっかり高めたい~って尾木ママ 切に 切に 願います」と訴えている。

「羽生選手はそれほど気にしていないように振る舞っていますが、周囲の関係者は迷惑な声援にピリピリしています。こういった種類のファンが詰めかけることが今まではなかったので困惑している部分もありますね。迷惑に感じても本人からは言いにくいため、日本スケート連盟に期待したいところですが、集客が増えたことを喜ぶばかりでマナー周知をしようという気配がない」(スポーツライター)

 迷惑なファンが出現するのは人気者の宿命。とはいえ、羽生ファンの盛り上がりは常軌を逸しており、同じく世界選手権に出場している小塚崇彦選手、町田樹選手に比べても際立っている。羽生選手の熱烈な追っかけは20~40代の女性が中心とされているが、わずか19歳の少年に迷惑を掛けたうえに気遣われている状況は情けないの一言だ。あこがれの羽生選手を前にしてはしゃぎたくなる気持ちは理解できるが、28日のフリーでは最低限のマナーを守って観戦してほしいところだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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