有名無名を問わず、これまで多くの女優たちが銀幕に裸体を晒してきたが、また1人その歴史に名を刻むことになりそうだ。「永遠のロリグラドル」とも称される木嶋のりこが、今夏に公開される映画『ちょっとかわいいアイアンメイデン』(KADOKAWA)で“完全フルヌード”を公開することが明らかとなった。
同作は「ヤングエース」(角川書店)で連載中の4コマ漫画を映像化したもので、名門女子校に存在する秘密の「拷問部」を舞台に展開する。入学早々、拷問部に入部させられてしまう女子高生を木嶋が、木嶋に拷問を行う先輩役を映画初出演の吉住はるなが演じている。木嶋は吉住に恋焦がれながら、一流の拷問人となるために厳しい修練に耐えるという“エロス・エンターテイメント”になっており、原作を踏襲しながらも映画版では2人の濃厚な絡みをまじえた新しいストーリーとなっている。
2004年にデビューした木嶋は「全国女子高生制服コレクション(制コレ)05」で「7テイルズ」賞を獲得、12年には「ミス東スポ2012」にてグランプリを受賞。笑うと八重歯がのぞく幼さの残る顔立ちながら、半ケツ、手ブラも上等の過激な露出を見せるDVDもこれまで30本近くリリースしている。今年でデビュー10周年となり、26歳となった今でも現役バリバリのグラドルだ。
また、ここ数年は活動の場を映画にも広げ、百合映画『こたつと、みかんと、ニャー。』とその続編では主演を果たしている。同作では、中野風女シスターズ・福見真紀、ロマンスターズ・鎌田紘子とキスシーンを演じるなど、女性同士の恋愛は“経験済み”だ。
木嶋は、今作出演にあたって「全てを見せようと決意して撮影に臨んだのですが、蓋を開けてみたら『脱ぐ』どころではなく、私の初めてを沢山奪われてしまいました(笑)。『特技に緊縛を入れてください!』と事務所に申し出たくらい、夢中になった拷問部。この映画でしか味わえない、ポップでちょっぴり切ない拷問を皆さんにも楽しんで頂けたら嬉しいです」とコメントしており、自身にとってもエポックメイキングな出来事だったようだ。