もともと俳優として活動していた中村だが、離婚後はバラエティ番組で見かける機会がグッと増え、自ら離婚ネタで笑いを取ることも多くなった。また、1月に放送された『今夜くらべてみました』（日本テレビ系）ではバー店員の一般女性に告白し「バツイチはちょっと無理」とあえなくフラれたことも。なお、この一件はお相手の女性が芸能界での活動経験があったことから、その女性の“売名行為”だったのではという見方に落ち着いているが、いずれにせよ現在の中村が恋愛に対して前向きであることは間違いなさそうだ。
しかし、本業の俳優としては目立った活躍がなく、いまだ代表作と呼べる作品がないのも事実。“離婚特需”が続くうちはバラエティ番組や恋愛モノの企画からのオファーがあるかもしれないが、仮に今回告白した小椋との恋が今後成立すればそうもいかないだろう。芸能界において、離婚ネタや恋愛ネタなどで露出する“プライベートの切り売りキャラ”はすでに何人もいるし、話題性があっても持続性に欠ける場合も多い。中村は今後どのようなポジションを確立するのだろうか。それについて、ある芸能関係者はこう話している。
「192cmと高身長の彼ですが、俳優としては『背が高すぎてカメラに入りきらないことがあり使いにくい』との声が聞かれることが多いようです。今や日本を代表する俳優の阿部寛も、過去に189cmの身長がネックで仕事が減った時期があったと言われていますし、日本の俳優にとって高すぎる身長はウィークポイントになるケースがあります。ただ、これは日本に限った話なので、中村が俳優として今後も活動していきたいのであれば、思い切って海外進出を視野に入れるのもいいのではないかと。海外ウケしそうなオリエンタルな顔立ちですし、演技の勉強に力を入れれば案外ハリウッドも狙えるのではないでしょうか。今はバラエティ番組に出ずっぱりの彼ですが、いつまでも『矢口に浮気された男』として自虐ネタで稼ぐのは難しい。演技力がないわけでもないし、タレント活動だけではもったいないと思います」
結婚時には俳優としての仕事が少なかったために矢口との収入格差を揶揄され、離婚後は浮気されたことをいじられるという、男として情けない話題も多い中村。そろそろ第三者が関与していない、彼メインの活躍に期待したいところだ。
（文＝サ乙）