視聴率2冠のテレビ朝日に死角あり!? スペシャル番組乱発で現場はネタ切れ&疲弊…

※イメージ画像:テレビ朝日系『お試しかっ!』公式サイトより

 2013年の年間視聴率争いでゴールデン帯(19時~22時)とプライム帯(19時~23時)を制し、開局以来初の2冠王に輝いたテレビ朝日。しかし、好調に見えるテレ朝にも不穏な声が漏れ聞こえてきた。なんでも、現場が相当疲弊しているというが、それはいったいどういうことなのだろうか。

「レギュラー番組の特番化ですよ」(関係者)

 スペシャル番組というのは、視聴率アップが見込める。しかし、テレ朝の場合はそれが「常態化」してしまい、スタッフも毎回ネタ決めや仕込みに追われる結果、ギリギリの納品が続いているというのだ。

「ゴールデン帯のテレビ番組は制作会社が何社か入り、それらがローテーションで担当するシステムになっています。一度担当したら、再登板するのは最大で1カ月後ぐらい。それでも、2時間の特番を1カ月に1本完成させるのは心身ともにハンパじゃないプレッシャーがかかる」(前同)

 その疲弊が、徐々に視聴率にも影響し始めているようだ。たとえば、日曜日の19時台は『大改造!!劇的ビフォーアフターSEASONII』と『シルシルミシルさんデー』の2時間特番をほぼ隔週ペースで放送。とくに『シルシル~SP』はここ数年「ネタ切れ」が言われている中、裏番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の完全復活のあおりを受けて低迷。先日2日の放送では、裏の『DASH』が18%台に対し『シルシル~SP』は9%台と、10%近い差をつけられている。

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