【ネットナンパ】じ、じゅ、19歳の娘がナマ専門だとっ!?

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llustrate by ながおか

 いまこの原稿を書いているのは3月半ばのこと。あと半月もすれば、合法的にセックスできる18歳のコが街に溢れだすのだ。各都道府県の条例では18歳以上であっても、そのコが高校生だった場合はアウトになってしまう。それゆえ、高校を卒業したばかりの4月なら、ピッチピチの18歳とセックスしてもなんら問題はないのである!
 
 
 
 
はぁ、待ち遠しい。
 
 
 
 
 そんなワケでこの時期の筆者は毎年のように指折り数えて4月を待ちわびているのであった。

 とはいえ、いつも元気すぎる愚息はそんな筆者の思惑とは無関係。まさに親の心子知らずだ。

 
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[タイトル]
専門生です♪ 今から新宿で♪♪ 
 
[内容]
新宿で会える人募集してます
専門に行きながらバイトしてるのでたまにしか遊べないんです! 
 
定期的に会って優しくしてくれる男性、探してまぁす 
 
[書込み日時]03/1* 19:19 
 
[受付メール数] 0/20 
 
スミカさん  
 
♀18~19歳
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 この書き込みを発見したの筆者愛用サイトの一つである【ハッピーメール】内の“今スグ会いたい掲示板”。女性の書き込みの見出しを眺めていると、「生専門」の文字が飛び込んできたのである。
 
 
 
 
な、ナマ専門って!!
 
 
 
 
 慌てて書き込みを確認したところ、「生専門」ではなく「専門生」を見間違えたことが判明。

 チっ、俺の馬鹿ちん! そう思ったのもつかの間。こうやってスミカちゃんなる女性の書き込みを読んだのも何かの縁だろう。それに、未成年10代というのも魅力的だ。ということで、早速アプローチを開始したトコショーなのであった。

 
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こんばんは、スミカさん。
新宿のデザイン事務所に勤めているショーイチ、32歳です。 
 
さっき仕事が終わってちょうどヒマしてました。
歌舞伎町付近なら5分後とかの待ち合わせでもOKですよ。 
 
もしよかったら今からお会いしてみませんか?
詳しい希望とかあったら教えてくださいね。
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 上記のメールを送信したのは彼女が募集を開始してからわずか3分後のこと。まだ誰もアプローチをしていないタイミングだったのも奏功してスグに返信が届いたのである。

 そこからは話がトントン拍子に進み、あっさりと約束が成立したのであった。

 待ち合わせの場所で待っていると、時間より少し早めにスミカちゃんらしき女性が現れた。
 
 
 
 
グヌヌっ、今日もハズレかぁ……
 
 
 
 
 メールで聞いていた通りの服装で現れたスミカちゃん。まだキョロキョロしているので筆者を見つけてはいないと思われる。そんなスミカちゃんの顔は、女優の尾野真千子を2階から突き落とし顔面から着地させてぼこぼこになったような感じだ。決して可愛くも美人でもない、どちらかと言えば不美人の部類に入るだろう。

 一瞬心が折れかけた。だが、なんと言っても19歳である! 少々老け顔だが、女性の若さってやつは百難を隠してくれるものだ。
 
 
 
 
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……。
 
 
 
 
 必死に暗示をかけ、意を決してスミカちゃんに近づいて話かけるトコショー。

 
「こんばんは、スミカちゃんだよね?」 
 
「あ、はい。ショーイチさん?」 
 
「うん、そうだよ。今日はよろしくね」 
 
「こ、こちらこそ、お願いします」

 
 うーん、なんとも反応が薄い。不機嫌ってほどではないが、愛嬌ってやつがあまり感じられない。

 きっと見知らぬ男を目の前にして緊張しているに違いない! 内に湧いた不安をかき消すためにプラス思考で己を納得させる筆者であった。

 
「じゃ、さっそくだけどホテルに向かおうか?」、顔を近づけて小声で提案する筆者。

 コクンとスミカちゃんが頷いたのを確認して、ホテル街へと先導し始めた。

 ホテル街に入ってスグの所にあるホテル「K」。この近辺で間違いなく3本の指に入る激安ホテルだ。

 歌舞伎町界隈にはもっと安いレンタルルームなるものもあるのだが、筆者のプライドが邪魔してそうしたところには案内できない。まあ、スミカちゃんクラスならこのホテル「K」でも十分だろうと判断しての選択だった。

 空き室の有無を確認し、フロントで代金を支払う。そして鍵を受け取り、部屋へと向かうことに。
 
 
 
 
……。
 
 
 
 
無言の二人。
 
 
 
 
 ここに来るまで、スミカちゃんの緊張をほぐそうと必死で語りかけてきたのだが、どうやっても暖簾に正拳突きだった。どうやら緊張とかの問題ではなく、スミカちゃん自身の性格がそうなのだろう。

 その後、部屋に到着して二言三言会話してから別々にシャワーを浴びてベッドイン。

 この頃にはすっかり筆者は諦めモードとなっていた。やはり女は年齢なんかじゃない。愛嬌さえあれば五十路過ぎの女だって可愛くみえるものだ。

 しかし、不機嫌とまではいかないものの愛想笑いの一つも浮かべないような女は、たとえ10代であろうともいただけない。

 そんな事を思いながら、唇と唇が軽く触れる程度のキスをサラっと交わし、挨拶程度に軽く乳首をクチに含み、濡れの悪い女性器にツバを擦りつけ、サクっとゴムをつけて挿入。

 完全にマグロ状態のスミカちゃん。挿入後は、気持ちいいのか息苦しいのか多少息が荒くなったものの、反応といえばそれくらいだった。

 そんなスミカちゃんを見ていると、射精をこらえて1回でも多くピストンしようという気も失せる。愚息の角度を微調整して、もっとも気持ちのいい角度を見つけてひたすらピストン。
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 
 こういう時は、早漏であることに有難味を感じてしまう。こちらの気分はなんとも不完全燃焼だったが、我が愚息は生身の女性相手に射精できたのでそれなりに満足している感じだった。

 その後、適当に社交辞令の会話を交わし、ホテルを出たところでサヨウナラとあいなった。

 スミカちゃんと逆方向に向かって歩きながら、フと思いあたることがあった。彼女はサイトの掲示板で「優しくしてくれる男性、探してまぁす」と書いていた。あの優しくしてくれる男性ってのは、マグロで愛嬌がなくても怒らないでいてくれる優しさってことだったんだろう。

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 もしかしたら、彼女の愛嬌の無さは筆者がたんなる不細工なオッサンだったからかもしれない。

 でも、もう少し愛嬌があればお互いもっと気持ち良く遊べたことだろう。ま、10代という若さのせいでそうした気遣いができなかったのかも?

 今回はこうした具合に後悔しきりの大航海時代となってしまった。しかし、このトコショーがこんなことくらいでめげるわけもなし。半月後からはじまる18歳との交尾シーズンが待ち遠しくてたまらないのであった。

(文=所沢ショーイチ)

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