かつての盟友でライバルの前田敦子が、主演映画『もらとりあむタマ子』などで女優として評価されたこともあり、大島の焦りはピークに達していたのだろう。それだけに卒業後の女優業に懸ける気合いは並々ならぬものがあるに違いない。しかし、映画賞のプレゼンターとして登場しただけで酷評されるようでは将来に不安を抱かざるを得ないが…。
「大島は本気で女優業に芸能生命を懸けており、彼女は『アイドル女優』というポジションに甘んじる気はないようです。『演技派』と呼ばれるようになりたいと周囲に漏らしている。しかし、際立ったキャラクターや演技力があるわけではなく、形から入っているようなところがある。大島の中では『演技派=脱げる』という構図があるらしく、濡れ場やヌードについて『いい作品であれば、いつでも脱ぐ覚悟ですよ』ともアピールしています。脱げば誰でも演技派というわけではないはずですが、バッシングを跳ね返すために映画で思い切った“卒業ヌード”を披露するプランもあるようです」(週刊誌記者)
実際、過激なSMプレイ描写のある映画のオファーが舞い込んでいると一部で伝えられており、まだ企画書の段階ながら、ボンテージ姿のまま椅子に縛られたり、バイブを股間に突っ込まれて中年男性に陵辱されるシーンなどが予定されているという。本来ならAKB卒業後の初出演作としてはアウトだろうが、演技派を目指す大島がイメージチェンジを狙ってOKする可能性はありそうだ。
前田も女優転向直後は叩かれまくっていたが、AKB時代からは考えられない「地味で根暗な役」がハマると認められ、映画界での評価が高まっている。大島も“脱アイドル”で自身のキャラクターに合った方向性を見出せば、目標とする演技派女優のポジションも夢ではないのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)