【ネットナンパ】糞業者から派遣されてきた性格の糞悪い雌豚!

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llustrate by ながおか 

 

はぁぁぁぁぁぁぁ、やっちまった。
 
 
 
 
 あ、今回は予想外のラッキーとか何も無く、ただひたすら筆者の愚痴が続くだけのお話だ。気分が優れない時は読まないほうが懸命だろう。

 記事タイトルでもおわかりのように、久しぶりに糞業者にヒっかかってしまった。以下報告させていただくので、この話を反面教師としていただきたい。

 
———————–
スケベな人! メールちょうだいネ(ハート) 
 

こんな時間から私の書き込みを見てるってことはスケベさんなんですね。 
 
私もかなりスケベです。 
 
というわけで、スケベ同士でおもいっきりイチャイチャしませんか? 
 
今夜池袋で待ち合わせできるスケベさんからのメール待ってますネ(ハート) 
 
顔写メは出せないけど、見た目は悪くいわれたことないですよ!! 
 

書込み日時:3/* 8:53
受付メール数 :0/無制限 
 
♀ちづ
20代前半
———————–

 
 とある平日の朝9時30分、いつものように愛用の出会える系サイトである【ワクワクメール】をチェックしているとこんな書き込みに遭遇した。

 スケベアピール全開のこのちづちゃんに興味を持った筆者はさっそく彼女の詳細プロフィールを確認したのである。

 
 ほうほう、スリーサイズはB86W59H88のDカップか。おっ! なんと写メを公開しているではないか!! こりゃあ確認するしかあるまいて!

 

ポチっとな!

 

 するとそこには胸元がざっくり開いたシャツを着た女性の上半身の写真が掲載されていたのだ。見るからに細身の体型で、無理やりオッパイを寄せて谷間を作っている感じが健気であった。この寄せ具合からすると、実際はCカップほどであろう。だが弾力に富んだなんとも柔らかそうなオッパイである。
 
 
 
 
ウヒっ、今日はこのオッパイをクチに含みながらハッスルしちまうか!
 
 
 
 

 ニヤニヤとだらしない顔をしながらファーストメールを送信するトコショーであった。

 
———————–
おはようございます、ちづさん。
都内の会社員ショーイチ、36歳です。 
 
いつもはこんな時間にサイトにアクセスしないのですが、
今日はたまたまアクセスしてみました。 
 
そして一番最初にちづさんの書き込みを発見しちゃいました! 
 
今日の夜はもちろん大丈夫ですし、平日の夜ならたいていヒマしてます。 
 
ぜひ楽しくお会いしたいので、詳しい希望とかあったら教えてくださいませ。
———————–

 
 すると数分もしないうちにちづちゃんから返信が届き、無事に交渉成立!

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 こうしてその日の夜20時に、池袋駅北口を出て徒歩1分ほどのところにあるケンタッキーの前で待ち合わせすることになったのである。

 19時50分。池袋駅に到着した筆者は足取り軽く北口の階段を駆け上がって地上に出る。そして今にもスキップせんばかりの勢いでケンタに向かい始めた。
 
 
 
 
あれ? ケンタがない!?
 
 
 
 
 この池袋は待ち合わせでよく使う場所だが、ちづちゃんが指定してきたケンタのほうまで足を延ばすのは久しぶりだったのである。だが、いくらあたりを見回してもケンタが見つからない。

 あちこち付近を歩きまわっても、一向にケンタのあの赤い看板が見つからない。フと時間を確認すると、約束の時間1分前となっているではないか!

 こうなったらちづちゃんに連絡して、約束の場所を変えてもらうしかないだろう。そう考え、立ち止まって携帯電話を開く。
 
 
 
 
ん?
 
 
 
 
 その時の筆者の目の前に改装中のビルがあった。周りのビルは煌々と明るいのだが、そのビルだけはすべての照明が落とされていたのだ。そして1階の正面の自動ドアにはなにやら告知の紙が貼られていた。

 近づいて確認すると、それはケンタの一時休業のお知らせだったのである。慌てて上を見上げると、明かりが灯っていないケンタの看板があるではないか!
 
 
 
 
ホっ、焦らせやがって。
 
 
 
 
 筆者が安堵したその瞬間。背後から声をかけられた。

 
「あのぉ。ショーイチさんですか?」

 
 ちづちゃんを安心させるため、筆者のその時の格好を前もって詳細に教えていたのである。それゆえ、ちづちゃんのほうが先に筆者を見つけたのであろう。

 

振り向くと、そこには……。

 

醜い子豚が、なぜか不機嫌そうな顔でこちらを見ていた。

 

くぁwせdfrtgyふじこlp;@:「」

 

 パニくるトコショー。なんで見知らぬ醜い子豚が筆者の名前を知ってるんだ? ずっと昔に出会える系で遭遇した子豚だろうか?

 今までに何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もハズレを引いている筆者トコショー。しかし、ハズレを引いたからといっていつまでもその悪い思いでを引きずっていてもイイことは何一つない。それゆえ、ハズレを引いたその翌日には綺麗さっぱり忘れるようにしているのである。

 だから今筆者の目の前でブヒブヒしゃべっている子豚は、トラウマになることを避けるべく無理やり記憶から消し去った子豚かもしれない。

 パニくりながらもなんとか現状を理解するべく頭を回転させていると、その子豚がまたクチを開いた。

 

「サイトで約束してたちづですけど……」

 

おい! ゴルぁ!!

 

 なんだお前のその見た目は!

 今まで容姿を悪く言われたことがないだと!

 お前のまわりは慈愛の精神にあふれた優しいやつばかりなんだよ!

 でもな、陰ではお前のことを豚と蔑んでいるんだよ!!

 んなこともわからねえのか!

 ああ、わからないんだろうな、だからこそそんな醜い図体で生きていられんだろう!

 この筆者が……。多少の不細工ちゃんではびくともしない筆者が……。女性の容姿を気にすることなく、股を開いてさえくれれば大喜びするこの筆者が……。

 激昂である。まさに怒髪天を突く勢いで、頭皮がチリチリと熱くなってきた。いまこの場で「クリリンのことかぁっ!」と叫べば、スーパーサイヤ人になれそうなほどだ。

 しかし、ここはナメック星ではなく、池袋の繁華街のど真ん中。ここで奇声を発して暴れようものなら通報されかねない。グヌヌとこらえながら子豚を観察してみる。

 顔はというと女子プロゴルファーの古閑美保を小さくして二周りほど肥えさせた感じ。だが、バストはパンパンに張っていて1メートルクラスの爆乳に見えなくもない。

 まあそんな容姿の女性はそんなに珍しいものではない。これ以上に酷い化け物と一戦交えたことも二度や三度ではない。なにが許せないかというと、その表情である。

 さきほどもお伝えした通り、なぜか初っ端から不機嫌オーラ全開でそれを隠そうともしていないのだ。おいおいおいおいおい! 不機嫌になるのはコッチのほうだっての! なんでお前が苦虫を噛み潰したような顔してんだよ!

 ちづからのメールは絵文字満載で本当に可愛らしい感じだった。だのにだのにだのになぜ? ああ、こりゃ業者に仕込まれた家畜なんだろう。こんなデブ、こんな不細工、誰が抱くかってえの。

 

だが、これも社会勉強。

 

 怒りでハラワタが煮えくりかえりそうな筆者だったが、こんな精神状態で交尾してみたらどうなるのだろう、と興味が湧いてしまったのだ。それにこんな相手だったら遠慮容赦なく、その爆乳を力いっぱい揉んでみることもできそうだ。

 ゴクリと固い唾を飲み込んで覚悟を決める。

 
「あ、ちづちゃん? 今日はよろしくね」 
 
「どうも。じゃこっち」

 
 そう言うと、筆者を先導する形で歩きはじめる糞豚。もうこのあたりにくると筆者の精神状態は達観していた。

 ああ、今日はこういうプレイなんだ。こういういクズ豚との出会いがあるからこそ、当たりを引いたときの喜びが大きくなるってものだろう。

 歩いて数分ほどでホテルに到着。そこは付近に受付のある即尺デリヘルや、本番をさせてくれる女性が数多く所属している某人妻ホテヘルがよく指定してくる安ホテルだった。

 フロントに向かうと、慣れた感じで受付のおばちゃんに声をかけるちづ。

 
「2時間、休憩で」

 
 おばちゃんが差し出した鍵を受け取った筆者は、2時間分の料金をそこで先払い。そして二人でエレベーターに乗り込む。

 すると、エレベーターの中でちづが突然独り言のようにしゃべりだしてきた。

 
「いやあ、昨日ストレッチやりすぎちゃって筋肉痛なんだよね」 
 
「ふーん、そうなんだ」

 
 ずいぶんと下手な芝居である。こうやって筋肉痛アピールをするってことは、後の交尾に備えての伏線のつもりなんだろう。身体が痛いから色んな体位ができないと言い訳にするつもりってことだ。

 はいはいはいはい。どうか安心しろやゴルぁ。お前見たいな豚を相手にくんずほぐれつするワケないっつうの!

 こうして部屋に到着し、別々にシャワーを浴びてベッドイン開始。

 

「じゃ、ここで仰向けになって」

 
 先にベッドの上で陣取っていた豚がそう告げてくる。つまり、攻められるのが嫌だから受け身になりたくないというアピールだ。

 そう言われてホっとする筆者。こっちだって豚相手に愛撫を繰り出すのは苦痛以外のなにものでもない。だったらマグロでいたほうがずっとマシである。

 こちらが全裸で仰向けになると、ちづは筆者の小さく縮こまったジュニアに無理やりゴムをかぶせてフェラチオしてきたのだ。

 ゴムフェラなんて何年ぶりだろう? ずっと前に渋谷のギャル系デリヘルでされたのが最後だったかも?

 当然、うんともすんとも言わない我が愚息。こうなりゃ仕方あるまい。目を閉じて妄想を開始する。
 
 
 
 
今、俺のチンポをシャブシャブしてるのはサトエリだ。
今、俺のチンポをペロペロペロしてるのは松井珠理奈だ
今、俺のチンポをくちゅくちゅしてるのはまいんちゃんこと福原遥だ。
 
 
 
 
 呪文のように何度も己に言い聞かせる。すると単細胞な愚息はコロっと騙されて、ムクムクっと勃起しだしたのである。

 するとちづは、突然フェラをやめて「じゃ、入れて」と言ってきた。そしてドッスンと筆者の隣で仰向けになったのだ。

 うーん、なんとも醜い体型だ。スリーサイズはB86W59H88とあったが、ウエストサイズは90センチ以上もありそうだ。バストはたしかに爆乳だが、だらしなく垂れ下がっていてただの脂肪の塊にしか見えない。ケツまわりも異様なほどに肉付きがよく、豚というよりも象のような感じだ。

 ハっ! いけないいけない。こんなじっくり観察したら、脳裏に焼き付いてしまうではないか。明日の朝、起きると同時にケロっと忘れるためにもあまり観察するのは得策ではない。

 仰向け状態から起きあがった筆者は、挿入開始のポジションを取った。と同時にちづは枕元に置いてあったバスタオルを取り出すと、ヘソから胸のあたりを隠すように覆い始めた。
 
 
 
 
なにやってんだ、このクズ?
 
 
 
 
 要するに胸を触るんじゃないというアピールだろう。はいはいはいはい、そうですか。もう突っ込む気も起きない。あえて見なかったことにしてスルーする筆者。

 ローションを仕込んでいたのかどうか不明だが、膣は湿っていたのでなんなく挿入成功。
 
 
 
 
はぁ、ここにきてのユルマンかぁ。
 
 
 
 
 とにかくゆるゆるなのである。せっかく勃起したというのにこのままじゃ中折れ必至だ。

 この時、筆者は半分以上意地になっていた。このクズ相手に最後まで交尾できたら俺の勝ち、そう思うようになっていたのである。だが、このユルマンは予想外の強敵だ。

 腰を振りながら目を閉じて、またもや妄想の力を借りることにした。
 
 
 
 
今、俺が挿入しているのはモー娘の道重さゆみだ。
今、俺が挿入しているのは元ハロプロメンバーの真野恵里菜だ。
今、俺が挿入しているのはまいんちゃんこと福原遥だ。
 
 
 
 
ふぅ。
 
 
 
 
 妄想のおかげでなんとか発射成功。それを察知した糞豚はズルっと身体を枕方向にズラし、筆者の愚息を下のクチから吐き出した。

 かと思うと、サクサクと服を着始めたのである。

 ハハ、ここまできたら逆に凄いなこのクズ。よく今まで刺されもせずに生きてこれたもんである。

 もう怒る気力もない筆者はササっとゴムを処理し、服を着始める。

 そして無言のまま部屋をでてエレベーターに乗り込む。1階に到着すると「あ、電話が来たから」といって一人で先に外に出て行く糞豚であった。

 今回の記事は怒りにまかせて書いてしまったので、言葉づかいが荒くなってしまった。だがそれが筆者の正直な気持ちなのでお見苦しさはどうかご勘弁を。

 ちなみに、さきほど【ワクワクメール】にアクセスしてちづのプロフィールを再度確認しようと思ったのだが、なんとあのクズ豚は筆者をブラックリストに登録したようである。そのせいでちづの嘘だらけのプロフィールを見ることは叶わなかった。

 筆者の長年の経験の中でも1、2を争うほどの最低の体験だった。ま、幸いにもこうやって記事にすることができたので、それが不幸中の幸いだろう。

 読者のスケベ男性諸君は、もし出会える系サイトでこんなクズに遭遇したら迷わず回れ右することをお勧めしたい。中には相手を傷つけないようどう言い訳すればいいのかと心配する人もいるだろう。だがクズ豚にはそんな温情は無用である。問答無用で回れ右ダッシュすればいいのである。

 ああ、早くいい女を抱いてこの忌々しい記憶を上書き消去せねば。

(文=所沢ショーイチ)

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