「下品だな」韓国ガールズグループがまたもや過激なダンスを披露

※イメージ画像:『Marionette』Stellar/CJE&M

 韓国の4人組ガールズグループ「STELLAR(ステラ)」が12日に公開した新曲「MARIONETTE」のミュージックビデオが「エロい」「やりすぎでは」と話題になっている。同MVでは、メンバーが黒いストッキングにお尻があらわになったレオタード風の衣装で、お尻を突き出したり腰を振る動きを繰り返すなど、過激なダンスを披露している。

 これについて、ネット上では「露骨すぎる!」「下品だな」と批判的なコメントが相次いでいるが、STELLARの所属事務所は「メンバーたちの清潔なセクシーさを強調した」と説明しており、認識が食い違っている状態だ。

「『清潔』を謳っているにもかかわらず、メンバーが破れたストッキングを履いていたり、大股開きをしていることも『矛盾している』と反感を買っているようです。ベッドに寝ているメンバーの半裸姿から始まる同MVは、その後も下着姿でミルクを飲んで、口元からこぼれる様子がアップになるなど明らかに“狙った”演出が続きます。メンバーが浴槽に入っている入浴シーンも映し出されるなど、かなりエロ要素が強いのは確かですね。セクシーさがコンセプトになっているのは伝わってきますが、度を越した内容に嫌悪感を抱く人も多いようです」(芸能ライター)

 韓国のガールズグループといえば「RAINBOW」から生まれた新ユニット「RAINBOW BLAXX (レインボーブラック)」が、床に手をついて股を大きく開く挑発的なパフォーマンスを披露し、ネット上で「下品すぎる」と話題になったこともあった。批判的な反応が多いにもかかわらず、さらに過激さを増しているようにも見えるK-POP。エロパフォーマンスを続ける背景にはどんな事情があるのだろうか。

「RAINBOW BLAXX は『19禁セクシー』をコンセプトにするなど、過激なパフォーマンスを売りにしている面もあるようです。また、同じく韓国のガールズグループ『Secret』は『Poison』という曲のM字開脚のような格好で腰を回す『骨盤ダンス』が『過激すぎ』『完全にアウト』と話題になるなど、最近の韓国ガールズグループはエロ要素で話題を集める傾向が顕著ですね。もともと、2010年に日本デビューしてK-POPブームの火付け役ともなった『KARA』にしても『ミスター』で尻を突き出して振るヒップダンスが『男に媚びているような動き』といわれるなど、当初からセクシーな魅力を打ち出していました。しかし、そのKARAは脱退が相次ぎ、解散説も取り沙汰されるなど一時の勢いがありません。また、昨今の日韓関係の悪化も影響し、『K-POPブームも終焉か』と言われることが多くなりました。ただ、日本の音楽市場規模は韓国の約30倍ともいわれるだけに、アーティストの進出は止めたくない。そのため、パフォーマンスがより過激になっているのかもしれませんね」(同)

 2011年のCD・DVD売上総合ランキングでは、KARAが4位、少女時代は5位と絶好調だった韓国のガールズグループ。しかし、日本でのブームに翳りが見えたことで、エロ路線に活路を見出そうとしているのかもしれないが、もはや炎上商法に近い状態のようだ。頼みの綱のセクシーなパフォーマンスすら飽きられてしまったら、本当の終焉を迎えてしまうのだろうか。
(文=津本ひろとし)

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