またもや『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）の打ち切り説が浮上している。同時に一部メディアでSMAPの休業説まで飛び出しているが、その背景にはジャニーズ事務所の激しい後継者争いがあるという。
木村拓哉が今年5月から約3カ月間の長期休養をとるのではないかと一部週刊誌で報じられたが、これに合わせてSMAPが休業するとの説が取りざたされている。アイドルとして「終わった」と世間に認識される前にグループとしての活動を休止し、メンバーたちはソロ活動に専念するということのようだ。この休業説の背景には『SMAP×SMAP』の打ち切り話があったという。
「視聴率はそれほど悪くないが、ほかの番組に比べて製作費がかかり過ぎている。一本作るのに数千万円を使っていますから、全体的な視聴率低迷でスポンサー収入が激減しているフジテレビとしては『もうやめたい』というのがホンネ。しかし、今まではジャニーズ事務所サイドの継続意思が強く、なかなか手が出せなかった。しかし、嵐や関ジャニ∞などの冠番組を用意するということでジャニーズ側の態度が軟化しているようです」（週刊誌記者）
『SMAP×SMAP』の打ち切り話が進んでいるのは確かなようだが、常識的に考えて3月の改編には間に合わないだろう。もし番組終了に合わせてSMAPが休業するとすれば、9月の改編以降ということになりそうだ。
今まで何度も打ち切り説がありながら、ジャニーズ側が強硬に継続を主張してきた同番組だが、その流れが変わりつつあるようだ。その背景にはジャニーズ事務所内の権力争いがあるという。
「ジャニー喜多川社長とメリー喜多川副社長は高齢のため引退を考えており、メリー氏の実娘・藤島ジュリー景子氏と、SMAPのチーフマネジャーを長年務めてきた飯島三智氏の間で後継者争いが激化している。といっても、これは当然ながら血のつながりのあるジュリー氏が圧倒的優勢。ジュリー氏は嵐や関ジャニ∞などの人気グループを育てた実績もあります。一方の飯島氏側にはSMAPがいるものの、それ以外はKis-My-Ft2やSexy Zoneなど、まだまだこれからといったグループばかり。誰の目から見てもジュリー氏が後継者になることは間違いありませんが、飯島氏は承服しきれないようです。ジュリー氏が後継者になれば、自分が冷遇されるのは目に見えていますからね」（芸能関係者）