今春にAKB48を卒業する大島優子が着用したネクタイが、ネットオークションで超高額落札されたと話題になっている。驚くことに、その額は99万9,000円。なぜそこまでの高額になったのだろうか。
このネクタイは今月2日に大手オークションサイトに出品され、9日に約100万円という破格の値段で落札が決定。商品説明によると、大島の卒業ソング「前しか向かねえ」がライブで披露された際に客席に投げ込まれた物とされている。同曲は先月開催された『AKB48リクエストアワー・セットリストベスト200』の2~4日目と『AKB48ユニット祭り2014』で披露された。大島は自身のブログで日付のシリアルナンバー入りのネクタイを投げ込んだことを明かしており「世界に一つだけのこの曲の、この日の為だけのネクタイ!!!」「GETした人はちょーーーーラッキー。大事にしてほしいな」などと綴っている。
出品者はネクタイの入手経路について、客席にいたSKE48ファンの知人が運よくゲットし、大島推しの出品者に譲ってくれたのだと明かしている。しかし、出品者は大島の卒業発表を機に推しをやめていたため「本物の大島優子さんファンの方に是非お譲りしたい」という気持ちからオークション出品に至ったそうだ。
これが本物であるかは判断しきれない部分があるが、出品画像を見るとネクタイの裏地に確かに日付のシリアルナンバーと「Yuko」という文字が記載されている。投げ込んだネクタイは計4本だがナンバーがそれぞれ違うため、どれも「世界に一本」という品物であり、ファンによる争奪戦で落札額がハネ上がったようだ。
この出品者は落札金額の使い道まで公表しており、商品説明のページで「落札頂いた額については大組閣イベントの反対活動に使っていければと考えています。運営の暴走を止め、ファンが推しを応援しやすい環境を作ることができればと思います」と宣言している。