宇多田ヒカル、年下イタリア人と再婚…面目丸潰れのマスコミが再び「過熱報道」に突入か

※イメージ画像:『First Love -15th Anniversary Deluxe Edition-』宇多田ヒカル/EMI Records Japan

 活動休止中のシンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(31)が3日、公式サイトで「近々結婚することになります」と発表した。「自分でも意外でちょっと笑ってしまいますが」と前置きした上で、お相手はイタリア人男性だと明かしている。

 宇多田は結婚相手について「これ以上ないほど『一般の方』」と強調。さらに「プライバシー権を侵害する実名報道などは控えていただきますよう、心よりお願い致します」とマスコミに釘を刺した。昨年、宇多田は母親の藤圭子さんを亡くした際の過熱報道で「マスコミ恐怖症になった」と発言していたが、その不信感がいまだ消えていないようだ。

 だが、宇多田がボカしていた結婚相手の情報はすでに報じられてしまった。イタリアの月刊誌「オッセルヴァトリーオ」の電子版が、結婚相手はロンドン市内のホテルでバーテンダーとして働いている23歳の男性と伝えている。同誌によると、男性は昨年ロンドンに滞在中だった宇多田と知り合って交際を開始し、同年夏に地元の両親に彼女を紹介。今年5月23日に男性の故郷・ファザーノ近郊にある海の見える教会で挙式予定とし、同誌は「ごく普通の青年が日本のスーパースターと結婚するなんて現代のおとぎ話だ」とシンデレラボーイの誕生を驚きをもって報じている。

 これを基に日本の複数のメディアでも相手男性の素性が報じられており、記者たちも動き始めているようだ。

「今回の再婚発表はマスコミ関係者にとって寝耳に水。昨年、写真誌『フラッシュ』(光文社)が報じたように、宇多田は日本人画家・福田天人氏とロンドンで同棲していると思われていたからです。ところが、お相手はまさかの一般の外国人。しかも昨年から交際していたと…。今まで自信満々に福田氏との交際・結婚説で記事を書いていた記者たちは面目丸潰れですから、何がなんでも相手男性の詳細な素性やツーショット、結婚式の写真を押さえると息まいています」(週刊誌記者)

 前述のイタリア現地メディアは「アメリカと日本から多大な興味が我々の土地に寄せられることだろう」と、挙式が行われる予定のファザーノの知名度アップに期待を寄せている。挙式後に結婚報告するつもりだったという宇多田だが、この現地報道のフライングで不本意ながら発表を前倒ししなくてはならなくなったようだ。

 遠いイタリアで日本のマスコミが活動するのは限界があるが、歓迎ムードの現地メディアと連携すれば、すぐに相手男性の素性は割れてしまうだろう。

「すでに現地メディアが結婚式の日取りまで明かしていますからね。これで日本のマスコミが動かないはずがない。特に女性誌は、藤圭子さんの死去に絡んだ一連の記事が読者に好評だったこともあり、その流れで詳細な特集記事を組むことは間違いない。藤さんの実兄・藤三郎さんを担いで宇多田の父・照實氏の批判を展開していた『週刊文春』(文藝春秋)も確実に結婚報道に参戦するでしょう」(前同)

 日本のメディアを警戒していた宇多田だが、現地メディアがここまで熱心に報道するとは思っていなかったのかもしれない。日本のスーパースターとしてイギリスでも名が知れ渡っていたことが、結果的に「過熱報道」を再び招きかねない状況につながってしまったようだ。「私もいい年なので、静かにお見守りいただけたらこれ幸いです」と結婚報告を結んでいた宇多田だが、その想いはシンデレラボーイの誕生に沸く現地メディアの暴走によって儚く消えそうな気配である。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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