昨年、オリコンが発表する『好きな女子アナウンサーランキング』でフジテレビの加藤綾子アナ（28）の3連覇が阻止され、日本テレビの水卜麻美アナ（26）が初のトップに立った。3月には、テレビ東京きっての人気アナである大江麻理子（35）がニューヨークから帰国することも発表されており、今年も女子アナたちの熾烈な争いが続きそうだ。
そんな中、現在発売中の「週刊ポスト」（小学館）が「加藤綾子アナがフジテレビを退社するのでは」と伝えている。年末年始は加藤に加え、山崎夕貴アナ（26）、三田友梨佳アナ（26）の3人に仕事が集中。局が勝負をかけた特番は、ほとんどこの3人にオファーがかかっていたが、それはバラエティ班が“このトリオなら数字（視聴率）が見込める”と考えているからだという。
しかしながら、加藤は大晦日の情報番組、元旦の『ホンマでっか!?TV新春4時間超え！冬の新番組豪華出演者大襲来SP』と出ずっぱりで、明らかにオーバーワークな状態。局内では“このままではフリーになりたいと言い出すんじゃないか”とささやかれているようだ。また、「先輩の高島彩（34）も忙しすぎることがフリー転身の原因と言われているが、加藤ならフリーになってもアヤパン並みに稼げるのは間違いないので、退社は時間の問題」という同局社員のコメントも掲載されている。
「『好きな女子アナ』のトップから陥落したとはいえ、加藤はフジテレビにとっては“最強女王”ですからね。フリー転身は以前から浮上していますが、なんとしても食い止めたいのが本音でしょう。加藤は大御所相手のバラエティでの対応力もさることながら、堅い報道系の仕事も無難にこなすなど、改めてその力量が評価されています。高島はフリー転身後、CMにも多数出演しており、年収は2億円とも言われています。当然、女子アナ界ではダントツのトップですが、仮に加藤がフリーとなればCMオファーが殺到するでしょうから、高島越えも現地味を増してきます」（芸能ライター）
局の顔とも言える加藤だが、その酷使ぶりは今に始まったことではないようだ。一昨年の年末年始の際もフル回転しており、正月番組のオファーが40本を超えたと言われた。一部では『なんで他にヒマそうな人がいるのに、私がやらなきゃいけないのよ!?』とブチギレたともささやかれていた。
「加藤はフジテレビのサイト内でブログを書いていますが、昨年後半は4ヵ月近く更新が滞るなど、多忙ぶりは明らかです。朝から晩まで働いても、加藤の年収は推定1200万円ほど。もちろん、28歳という年齢を考えると十分な額といえますが、以前はバラエティ番組で『フリーになれば20倍はイケる』と言われていました。プライベートでも仲がいい高島とは2人で話し合っている姿も報じられていますが、高島は現在妊娠中で雑誌『GINGER』（幻冬舎）で約5年間続いた連載エッセイを終了するなど仕事をセーブしています。出産後もしばらくは育児に時間がとられるでしょうから、加藤にとってはチャンスとも思えますが…」（同）
フリー転身と同様に、熱愛疑惑についても数多くの情報が浮かんでは消えている加藤。昨年だけでも、福山雅治、自民党の小泉進次郎、プロ野球選手の片岡治大など大物ばかりと噂になり、「本命は有吉弘行で寿退社もある」という話も一部で流れていた。その真偽のほどはわからないが、加藤がいつどんな形でフジテレビを離れるのかは、人気者になればなるほど注目されそうだ。
（文＝津本ひろとし）