「今じゃない」タトゥー除去を撤回した美奈子、家族愛を強調するもネット上はシラケ気味!?

 昨年、バラエティ界を賑わせてくれた、ビッグダディこと林下清志氏の元妻でタレントの美奈子。今年も、6日に放送された『私の何がイケないの? 新春拡大スペシャル』(TBS系)に出演し、「タトゥーを消します!」という決意表明を見せるなど、早速話題を振りまいている。

 6年前の24歳のときにタトゥーを入れたものの、これまではいつも隠していたという美奈子。テレビ初公開ということで、背中一面から腕にかけて入った大きなタトゥーを披露し、スタジオをどよめかせていた。最初の夫にDVを受けるなど、辛い目に遭った後に離婚した際、1人で子どもを育てることになったことで「何か形に残しておかないと今の気持ちを忘れてしまう、これはタトゥーしかない」と思ったのだという。

 美奈子はその後、28歳で林下氏と結婚するが、昨年4月に離婚。再びシングルマザーとなるが、やりたかったプールのインストラクターの仕事もタトゥーがネックになったり、タトゥーの噂が広まることでママ友たちから距離を置かれるなど、「タトゥーがあることで子どもたちの邪魔をしちゃってる」と考え始めるようになったようだ。

 一番苦しかったのは、子どもと一緒に銭湯に入れないことで、「タトゥーを入れたときは1人で戦わなきゃと思っていたが、子どもたちが大きくなってきたことで、家族の絆で乗り越えられると気づいた」と語った美奈子。MCの江角マキコから「後悔してるっていうことですか」と聞かれた際には「入れた当初は後悔はしていないが、今は必要ないもの」と言い切っていた。

 番組後半では、タトゥー除去のために美容外科に行くものの、美奈子のタトゥーは緑や赤など4色を使用しているため、レーザーでは消せないことが明らかに。もう一つの選択肢となる皮膚切除をするにも、面積が大きいため一度ではなく半年ごとに3回の手術が必要だと言い渡されていた。さらに、術後は少し動いただけで傷が開いてしまうかもしれないため、だっこなどの育児は厳しいとも言われ、タトゥー除去のリスクと現実をつきつけられた形になった。

 数日後、悩んだ末に「(タトゥーは)取りますけど、今じゃない」と延期を決断した美奈子。「下に2歳の子どもがいるので、だっこを我慢させるのは酷」と、その理由を説明した。その後、西川史子が「最初からこうなると思ってた」「逃げだな」と一刀両断するなど、スタジオでは解せない雰囲気が漂い、ネット上では「今だろwww」「後悔するぐらいなら最初から入れるな」「これは消す気ないだろ」「なんでも子ども使って美談にするな」など、呆れたような意見が相次いでいる。

「タトゥーというとファッション感覚のようですが、美奈子が入れていたのはかなり本格的なものだったことも『なぜそこまで必要なのか?』という声を呼んでいるようです。がんばるという気持ちを忘れないためにはタトゥー以外の方法もあったはずだし、たとえタトゥーでもワンポイントでいいわけですからね。美奈子自身は『ファッション感覚で入れたものではない』と語っていましたが、ネット上では以前の美奈子と思われるブログの『ホリホリいってきたあ』『色まだ決まってなくてさあ』『次は腕に入れたいにャ~』などの軽いノリで入れたかのようなコメントが掘り起こされています。以前から、セミヌードを撮ったり裏ブログで性体験をつづるなど、ある意味”やりたい放題”の美奈子ですが、こういうときだけ『子どものために』と言ってお涙ちょうだいにしようとしているのが見え見えなので、視聴者の反感を買っているようです」(芸能ライター)

 放送を受けて、7日のブログでは「私は子供達の笑顔がみたい」「笑顔のためにがんばります」と、相変わらず家族愛を強調している美奈子。もちろん、美奈子にとって子どもは大切な存在には違いないのだろうが、「子どものために」を乱発するのも、もう限界なのかもしれない。
(文=津本ひろとし)

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