さんまも呆れる…潮田玲子の強烈な個性

 5日に放送された『行列のできる法律相談所 さんまVS怒れる美女軍団』(日本テレビ系)に元バドミントン選手で現在はタレント、コメンテーターとして活動している潮田玲子(30)が出演。2012年に結婚したばかりの潮田は、夫への不満をぶちまけ、司会の明石家さんま(58)と真っ向から対立。さんまも舌を巻く気の強さを発揮して、その強烈な個性をお茶の間に披露した。

 この日、潮田は、「怒れる美女軍団」の一員として、元アイドルで現在は相撲部屋の女将さんとしても有名な高田みづえ(53)やSPEEDの上原多香子(30)らと共に番組にゲスト登場。それぞれの夫へ不満を発表し、それをさんまが聞いて、どちらが悪いか裁定するという内容の番組だった。

 そんな番組の中で潮田は、夫のサッカーJ1柏レイソルのDF増嶋竜也(28)に対して、「几帳面すぎて、めちゃめちゃ口うるさい」と不満を打ち明けた。潮田によると、日ごろから増嶋は“鞄を置きっぱなし”だとか“テーブルの上が汚い”と口うるさく言い、家に帰っても部屋着のままでいる妻に向かって“早く着替えたら”と何度もしつこいという。そんな旦那の細かい性格に、潮田は辟易しているというわけだ。

 また、潮田によると、増嶋は決して謝らない性格だという。たとえば、些細なことでケンカをしてしまった翌日に潮田が弁当を作っても増嶋はそれを持っていかず、そんな態度が許せないという。そして、その後、増嶋から、「晩御飯どうするの?」というメールが来ても、潮田は「勝手に食べれば」と返し、結局仲直りに時間がかかってしまう。アスリート同士、負けず嫌いな性格が災いして、なかなかお互いに折れない性格のようだ。

 しかし、増嶋は、「晩御飯どうするの?」というメールには謝罪の意味を含んで、「デートに誘ったつもりだった」と主張。これにはさんまも同意して、このメールには「“ごめんなさい。仲良くしてください”ってことやんか」と潮田に説明した。一方の潮田は、さんまや旦那の言い分を聞いてもまったく納得いかないようで、“ごめんねという一言がどうして言えないのか”と不満顔だった。

 さらにその後もさんまが増嶋をフォローすると、潮田は、「だって」「でも」「いやいや」を連発。番組に出演していた面々も、思わず「譲らないねぇ…」とぼやくほど頑固な性格を見せていた。そして、さんまが、元々性格の違う2人が一緒になったのだから考え方が違うのはしょうがない、だから「2人の生活を楽しんだほうがイイ」と至極真っ当なことを言うが、ここでも潮田は「でも」と発言。そんな潮田に、思わずさんまも「君、気ぃ強いなぁ」と漏らすほどだった。

 番組の最後の弁護士ジャッジでは、4人中2人の弁護士が潮田・増嶋夫妻が離婚する可能性がもっとも高いと指摘。性格の不一致が致命的と言われ、お互いが不幸になるとまで言われていた。これにはさすがの潮田も苦笑いを浮かべるばかりだった。2008年当時、人気実力ともに絶頂だったオグシオを、目標の違いということで呆気なく解散した潮田。それはさんまも呆れるほどの気の強さを持つ彼女ならではの選択だったのだろう。弁護士軍団が指摘したように、突然の離婚なんてこともあるかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

men'sオススメ記事

men's人気記事ランキング

men's特選アーカイブ