サービス残業やパワハラなど、本来の業務とは無関係な部分で非合理的負担を与える労働を従業員に強いる「ブラック企業」が問題になっているのは諸兄もご存知だろう。むしろ、現在勤めている会社で、長時間労働・サービス残業・過大なノルマなど、給料と仕事内容が見合わず苦しい思いをしている諸兄もいるかもしれない。
そんなブラック企業での毎日を癒やすものといえば…趣味に没頭するもよし、お酒でも飲んでウップンを晴らすもよし、各々自分に適したストレス解消方法があるだろうが、やはりここは“女性の力を借りたい!”と熱望する方も多いだろう。自分が惚れた妻や彼女に癒やされるというのは、リラックスとリフレッシュのどちらも叶えてくれるパワーが秘められているものだ。
しかし、現実とはそううまくいかないもの。妻どころか彼女もいない…どうにか仕事の疲れを癒してくれる美女はいないだろうか、と探している諸兄の小耳に挟んでもらいたい注意事項がある。彼女を探す上で、一番気をつけてほしいこと、それは「ブラック彼女」の存在だ。彼女の前に「ブラック」がついていることでなんとなく察しがつくだろうが、読んで字の如し、付き合うと彼氏を苦しめるタイプの女性のことだ。
男女関係なく品行方正で真面目に生きていくのが理想ではあるが、人間である以上欠点のひとつやふたつは付き物。その欠点をカバーできる長所が誰でもひとつはあるものだが、どう控えめに見ても長所が霞むほどの欠点を持っているのがブラック彼女だ。では、具体的にどういった女性がブラック彼女になり得るのか、紹介していこう。
◆男性からおごられるのを当たり前だと思っている
男性にお金をかけてもらうことに女としてのステータスを感じるようなバブル脳は、男性依存が強いタイプ。貢がれた金額だけで愛を測るので、金の切れ目が縁の切れ目となる。「結婚したら絶対専業主婦になるんだ~」とアピールする女性にも注意が必要だ。割り勘でも快くお金を出してくれる女性と付き合うのが鉄則!
◆デキ婚を狙っている
20代後半から30代にかけて多いのがこのタイプ。中出しの魅力に負けて「ピル飲んでるから大丈夫」、「今日は安全日」という言葉に騙されてはいけない。デキ婚の負い目で結婚したら一生尻に敷かれる人生が待っている。
◆男のステータスを見下す上から目線
最近は高学歴の女性も増えているので、うっかり付き合うと上司のようなウザさを出してくる場合も。彼氏の仕事をはじめ、学歴、育ちすらも取り上げて「だからあんたはダメなのよ!」と見下す。男のプライドは粉々になり、彼女を愛することも難しい。
◆束縛魔
連絡を過剰に要求する彼女だと、残業もスムーズにいかないことも。連絡するまで電話やメールで攻撃し、連絡したらしたで「いくら仕事だからってちょっとメールするくらいできるでしょ!?」と説教から始まる。厳しい上司や取引先のお偉いさん並みの怒号を彼女からも聞かされると思うと胃が痛くなる。
◆精神的に不安定
ちょっとしたケンカでも「もう別れる!」と脅してくる。うんざりしてその脅しに乗って別れることに同意すると、「別れるくらいなら自殺してやる!」と騒ぐ。関係が続けばそれだけ彼氏のほうも精神を病むはめに。
ブラック彼女に捕まってしまったと感じたら、早めにリリースすることを検討するべきだろう。「これさえなければ…」、「悪い人じゃないんだけどなぁ…」という迷いや優しさが仇となって自分の人生を壊す結果にならないよう注意が必要だ。
(文=三坂稲史)