ヒロインがジャニーズタレントの股間を鷲掴みにするという衝撃シーンからスタートした、東海テレビ制作の『天国の恋』が、惜しまれつつ12月末で終了した。「放蕩息子のムスコをちょん切ってやればいいじゃないか!」「あなたって男のクズ、最低の粗チン野郎よ!」など名セリフばかりに注目が集まったが、ストーリーの軸となっていたのは夫と別れたバツイチ女性の恋模様だ。
ドラマではなく現実の世界でも、バツイチの女性たちいわく「離婚直後はモテまくる!」とのこと。離婚直後女性とのセックスとは、そんなにもいいものなのだろうか? 離婚直後女性とのセックス経験を持つ一般男性から意見を募った。
まず、言うまでもないが、離婚直後だからといって突然ナイスボディになるわけではない。Aカップだった微乳女性がFカップの巨乳になるわけでもないし、並マンだった女性の膣内にカズノコ天井が現れるわけでもないので、過度な期待はご遠慮いただきたい。しかし、内面的な変化がもたらす影響はかなり強いようだ。
1.セックスレス解禁!
離婚原因の一つに挙げられることの多いセックスレス。結婚生活後半は完全なレス状態で、だからと言って離婚調停中に他のオトコのモノを咥えこむわけにもいかず、セカンドヴァージン状態になっている女性は少なくないのだ。
晴れて自由にセックスを楽しめる身になると、これまで抑えこんできた性欲が爆発したかのごとく弾けるという。その弾けっぷりが、たまらない興奮材料になるのだろう。なお、一年以上(セックスが)ご無沙汰だった離婚直後女性とベッドインした男性によると、「一回目では挿入できないくらい膣がキツくなっていた」とのこと。初回は指一本挿れるのがやっとで、少しずつほぐしながら、三度目の正直でようやく根元まで挿入できた時は感無量だったという。セックスレス期間があまりにも長い女性の場合は、それなりの心づもりが必要ということか。
2.寂しい感情がご奉仕セックスに!?
どんな事情があるにせよ、離婚直後女性には「寂しい」という感情が付きまとっている。この「寂しさ」が絶好のスパイスとなるようだ。「1」と違うのは、奉仕的になるという点。なるほど、寂しい時に寄り添える相手に対しては「この人がいなくなったらまた寂しさが襲ってくる」と不安のような感情が芽生えるのだろう。だからこそご奉仕セックスに熱が入ると考えられる。
ほか、これまでは配偶者に対して向けられていた「尽くしたい」という感情の行き場がなくなり、とりあえず目の前にいるセックス相手に意識が向かうのかもしれない。
3.セックスに対する集中力
離婚直後は、元・夫に対する怒りだけでなく、自分自身に対する怒りも収まらず、感情を持て余している女性が多いようだ。今後の生活に対する不安など、考えたくないことが次から次へと浮かんでくる堂々巡りの状態。それらの感情を一瞬でも忘れるにはセックスが非常に有効だと、バツイチ女性たちは口を揃える。そのためか、離婚直後女性のセックスに対する集中力はハンパないようだ。フェラチオをしながら明日の献立を考えたり、ピストン運動のさいちゅうにお歳暮のことを考えたりすることはない。
女性がセックスに集中してくれていると、オトコとしては攻め甲斐があって当然である。
どういった経緯で離婚に至ったのかは人それぞれだが、いずれにせよ離婚直後女性とのセックスは蜜の味であるようだ。ひと昔前に比べて、離婚歴が珍しくない今の時代、身近に離婚直後女性がいたら、是非お試しを。
(文=菊池美佳子)