「あんな番組すぐ終わる」TBS女子アナが自局の番組を痛烈批判!?

※イメージ画像:『女子アナの罰 試練編』Happinet

 18日深夜に放送された『女子アナの罰』(TBS系)の中で、出演者のTBSアナウンサー吉田明世(25)が「あんな番組すぐ終わる」と仰天発言を繰り返した。

 この日、番組では「女子アナだけのトークSP」と題して、吉田のほか、田中みな実(27)、佐藤渚(26)、小林由未子(23)が出演。スウィーツなどを食べながら女子会風のトークを展開した。そんな番組の中で、トークテーマが「今年1番ツラかった対決・罰ゲーム」となると、吉田の暴走が始まったのだった。

 女子アナたちがさまざまな対決企画を行い、そこでビリになった人物が毎回罰ゲームを受けるという同番組。しかし、吉田は今年5月に放送された回で、出演陣の都合がつかなかったため、1人で番組に出演し、そのまま「吉田の七変化」という罰ゲームをやらされたことを根に持ち、「納得してない」「収録延期しろよ」と発言。番組への不満を爆発させる。

 また、今年入社したばかりの小林から、「(この番組に)出るの怖いです」と相談を受けたという吉田は、「あんな番組すぐ終わるよ~」と漏らしていたと小林に暴露される。これを受けた吉田は、否定するどころか、「だって続くと思いますか?」と逆ギレ状態。「わたしたちの精神がもたないと思ったんですよ」と、過酷な番組内容にストレスがたまってしょうがないと文句を言い続けた。

 しかし、そんなことを言っていた吉田だが、番組の対決で1位になることもしばしばあり、その際は温泉旅行などの景品をゲットしている。そのことに触れられると、途端に顔がほころんだ彼女は、いきなり「誰かと行きたい」と宣言。今は彼氏がいないが、温泉旅行の期限が切れる来年の夏ごろまでには恋人を見つけて、一緒に温泉旅行に行きたいと語る。そんな吉田の発言に、佐藤が「そんなこと言ったら、週刊誌追っかけて来ちゃうよ」と注意していたが、本人はお構いなしの様子だった。堂々の恋愛宣言というわけだ。

 さらに吉田は、あれだけ文句を言っていながら、いつか番組で「バレーボール」をしたいと言い、その理由を「団結力が生まれる」からと語る。そして吉田は、「確かにストレスも感じ、不満もあるが、(この番組は女子アナを)育ててくれる、成長させてくれる」と締めるのだった。この番組の過酷な罰ゲームの数々は、芸人などのタレントにとっても厳しいもの。局の女子アナに対して行われるものとしては異例といえるだろう。しかし、そんな罰ゲームだからこそ、女子アナとしての度胸がつき、彼女たちは成長を実感しているのかもしれない。

 とかく民放各局の中でも地味だと言われるTBSの女子アナ。先日ORICON STYLEが発表した『2013好きな女子アナランキング』でもTBSからは枡田絵理奈だけがトップ10入りを果たした。社風といえばそれまでだが、『女子アナの罰』の中では彼女たちの“もっと人気や知名度がほしい”という気持ちが前に出ている。だからこそ過酷な罰ゲームにも耐えているのだろう。そんな中で、仕事の文句を言い、恋愛宣言を堂々とする吉田は今後に大きな期待が寄せられる。番組を通して成長した彼女が、来年どんな活躍をしてくれるのか楽しみだ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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