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定期さん。出会い系で仲良くなり、定期的に会うような関係になったコはそう呼ばれている。
セフレ。こちらは定期さんとは違い、完全にタダマンできる相手である。定期的に会ってヤる相手という意味では似たようなものだが、そこに金銭の授受は発生しないのだ。
時期によって様々だが、筆者にもそんなセフレがいるのである。しかし、今は嬉しい悲鳴状態となっている。23歳、36歳、48歳と現在3名のセフレがいるのだ。
今までも複数のセフレと同時進行していたこともあるが、今のセフレたちはそれぞれ最低でも月に3回以上は会っている。週で計算すると、毎週2回はセフレとのデートということになるのだ。
しかし、これだけ会ってヤっていても筆者の遺伝子が疼くのである。もっと数多くの女性とヤって、己のDNAを多く残すのだ、と。
そんな訳で、週に最低でも一人以上の新規さん開拓に勤しんでいるトコショーなのである。
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仕事で上京中です♪
お仕事の出張で今週末まで新宿のホテルに泊まってます。
せっかくだから、大人の遊びをしてみたいです。
今から私のホテルの部屋でお会いしませんか?
どんな人か知りたいので、先に写メ交換できる人限定でお願いします。
書込み日時:11/2* 20:21
受付メール数 :1/15
♀リン
年齢:20代後半
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いつものように筆者愛用サイトの一つである【ワクワクメール】を覗いていると、こんな書き込みに遭遇した。ここ最近、ホテル代の出費がかさみフトコロが淋しくなりかけていた筆者にとっては渡りに舟みたいなもんだ。彼女の泊っているホテルでってことは、ホテル代の出費を抑えられるってことになる。
こりゃあ、イクしかあるまい! 何百枚と自撮りした写メの中でもっとも気持ち悪く映っていないとっておきの写真を添付してファーストメールを送信したのである。
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こんばんは、リンさん。
新宿の会社でWEBデザイナーをしているショーイチ、36歳です。
いま、ちょうど新宿でヒマしてました。
そんなタイミングでリンさんの書き込みを見ちゃいました。
私の写真を添付しておきますので、ご検討してもらえたらと思います。
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本当ならもう少し念入りに自己紹介しつつメールすべきだったが、この時は一秒でも早くアプローチすることを重視したのである。筆者がアタックするよりも先に1名の男性が彼女にメールをしていたが、時間が経てば経つほどライバルが増えていくことを考えての決断だ。
すると、メールを送信して5分もしないうちにリンちゃんから返信が届いたのである。
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こんばんは、ショーイチさん。
写メありがとうございます。
とっても優しそうな癒し系なんですね。
私の写メを添付しましたので、もし良かったらお会いしたいです!
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さっそく送られてきた写メを確認する筆者。
ぐぬぬぬぬぬぬっ!
実に微妙である。ちょっとぽっちゃり体型で、顔はアンパンマンみたいだ。元グラビアアイドルの小阪由佳が一時期激太りで話題になっていたが、ちょうどあんな感じである。
ま、それも良し!
野球漫画『ドカベン』(秋田書店)の岩鬼正美ばりに悪球でもポンポン打てるトコショーにしてみれば、この程度なら全力でフルスイングできる相手だ。まあ、相手が可愛いに越したことはないのだが、筆者のようなキモくて不細工なオッサンにはそんな贅沢は言えない。
それに今回はホテル代がかからないというオプション付きだ。顔の造作なんざ、筆者にしてみれば些細な問題にしか過ぎないのである。
てな訳で、そこからサクサクとメールで交渉を重ね、彼女の泊っているホテルと部屋番号を聞くことに成功。歌舞伎町付近にいた筆者は、リンちゃんが宿泊しているホテルに向かって歩き始めたのである。
歩くこと5分、まだホテルには着かない。そりゃそうである。歌舞伎町から西新宿のホテル密集地域までは近いようで結構離れているのだ。あまり待たせてはならないと、途中から小走りでホテルに向かう筆者。
そしてようやくホテルに到着。建物に入る前に、外の喫煙所で一服しながら「ホテルの前に着いたので、今から向かいますね」とメールを入れる。
この手のホテルは禁煙ルームが多いので、今のうちに吸っておかねばなるまい。逸る気持ちを抑えながらニコチンを味わう筆者。そして、煙草を一本吸い終わってからホテルに入っていった。
フロントを素通りしてエレベーターに乗り込む。そして、彼女の部屋があるフロアで降りると、鞄から口臭消しスプレーを取り出してシュシュっと口内に吹きかける。長年に渡ってしみ込んだニコチン臭がそのくらいで消えないことは百も承知だが、最低限のエチケットは守るべきだろう。
佐藤浩市や真田広之のような渋い中年ならニコチン臭も似合いそうだが、しょせん筆者はイケメンとは真反対に位置するキモいオッサンである。それゆえ、自ら必死になって女性に嫌われそうなポイントを潰していくしかないのだ。
トントン……
部屋の前に到着し、ドアをノックする。
ガチャ
扉が開けられた。そしてそこには写メで見たまんまのリンちゃんが立っていた。
「こんばんは、リンちゃん」
「ど、どうも」
「こんなんだけど、平気かな?」
「あ、はい」
「ありがとう。じゃ、お邪魔するね」
部屋に入ると、メンソールの煙草の残り香が漂っていた。素早く目を走らせると、ベッドの脇のサイドテーブルに吸い殻が転がっている灰皿を発見。
「あ、リンちゃんも煙草を吸うんだ」
「はい。ショーイチさんも吸うんですか?」
「うん。かなりね。禁煙ルームじゃなくてホっとしたよ」
先ほど煙草を吸ったばかりではあったが、ここは一服しながらリンちゃんと打ち解けるためにしばらく会話に徹するべきだろう。
「じゃ、俺も一服していいかな?」
「あ、はい。どうぞ」
まだリンちゃんも緊張しているようであった。いきなりエッチに持ち込んでいたら、さぞかししょっぱいエッチになったハズだ。
「出張って言ってたけど、よく東京には来るの?」
「そうですね。年に3、4回くらいですかね」
「へぇ、結構来てるんだね」
「はい。マネージャー研修に参加しなきゃいけないんで」
「ふぅん、お仕事大変そうだね。マネージャーってエリアマネージャーとかそういった感じなの?」
「え、なんでわかるんですか?」
「へ、俺なんか変なこと言った?」
「だってエリアマネージャーって言うから……」
「あ、ビンゴだった? いやたまたまだよ」
「そうなんですか」
「うん。で、なんの職種なのかな? あ、別に言わなくてもいいけど」
「じつは私、パチ屋のエリアマネージャーなんです」
「え!! その若さで凄いね!」
「は、はい。なんか社長に気に入られちゃって」
「だよねぇ。だって普通はもっと年のいった男の人がやってそうなイメージがあるもの」
なんでも彼女は東海地方のエリアマネージャーなるものをやっているとのことだった。給料はそこそこいいものの、ロクに休みも取れず遊ぶヒマもないらしい。それゆえ、東京に出てくるとハネを伸ばしたくなるんだそうだ。
あいにく筆者はパチンコなどのギャンブルには興味が無かったが、なんとか持てる知識をフル動員して彼女との会話を続行。
「じゃあ、チェーン店の店長とかに指導とかする立場なのかな?」
「はい、そうなんですよぉ」
「そりゃ大変そうだね。店長とかってみんなリンちゃんより年上なんじゃないの?」
「はい。だから色々と大変です」
「だろうねぇ。物凄く大変そうな仕事を頑張ってるんだね」
「そうですね。最近やっと慣れてきたかなぁって感じです」
そんな会話を10分くらい続けた後、筆者のほうから切り出した。
「じゃ、そろそろ楽しくエッチしよっか!」
「あ、は、はい」
「ね、リンちゃんはどんなエッチが好きなのかな」
「え、べつに普通ですよ」
「そっかぁ。じゃあ攻めるのと攻められるのどっちが好き?」
「優しく攻められるのが、好きです」
「よっしゃ、俺そういうのが一番得意だから任せておいて!!」
その後、別々にシャワーを浴びてベッドインとなった。遮光性の高いカーテンが閉められていたので、室内の明かりを落とすとほぼ真っ暗闇だ。しかし、そのおかげでアンパンマンのようなリンちゃんを見ないで済むことができた。
ヨッシャ!
今から抱くのは全盛期の頃の小阪由佳だ!
あのリスのように可愛い小阪由佳を思う存分可愛がってヤるぜ!
そう己に暗示をかけてから愛撫開始。こってりとしたディープキスをかました後、推定Hカップはありそうな爆乳を揉みしだく。
時に乳首をクチに含みながら、時に指で乳首を摘みながら、思いつくままに爆乳を蹂躙する筆者。
「も、もっと、強くシて」
筆者としてはいつもよりハードに攻めたてていたつもりだったが、リンちゃんはお気に召さなかったようだ。だったら、遠慮はいらない。握力を鍛えるつもりで、さらに指先に力を込める。
「そ、それ、凄く気持ちイイです」
ほうほう、なかななか感度はいいようだ。
カりっ!
調子の乗って軽く乳首を噛んでみた。すると、「そ、それ、もっと噛んで!」とさらにヒートアップするリンちゃん。命じられるがまま、強めに噛む筆者。
あ、あふ、ああんふ、アフ、アン
息苦しいんだか、感じてるんだかわからないようなアエギ声をあげるリンちゃん。
10分以上は乳だけを攻めていただろう。しかし、徐々に暗闇に目が慣れてきてしまい、いやでもアンパンマン顔のリンちゃんが視界に入ってしまう。
このままでは萎えてしまいそうだ。そこで、体位をシックスナインに変更してお互いの性器をクチと舌で愛撫しあうことにした。
レろネロ、チュパちゅっぱ……
チュー、ずゾゾレロレロレろロン……
ヴァギナを舐める音と、チンコを舐める音だけが室内を支配した。そして頃合いを見計らって、あらかじめ枕元に用意しておいたゴムを装着して挿入することにした。
リンちゃんに四つん這いになってもらい、バックで挿入開始。アンパンマンの顔を見ずに済むよう、この体位を選択したことは言うまでもないだろう。
ジュプヌチュちゅニュぬぬぬ
くーっ、こいつ良く締まる道具持ってやがる!! 締り具合だけはバツグンだな、こんちくしょうめ!
相手が可愛い娘だったら、歯を食いしばって我慢するところだ。しかし、リンちゃん相手ならそこまで頑張ることはないだろう。それに、たぶん二度と会うことはないハズだ。
ズチュンずん、ヌチュズン、ズズズズン
入れたと同時に高速で腰を振る筆者。
ズズズン、ズン、ずん、ズン、ずん、ズズズズズん
「あ、もうダメだ。リンちゃん、イくよ!」
ふぅ。
挿入時間はわずか数分ほど。相変わらずの早漏ぶりである。キッついマンコに搾り取られるような格好で、大量のザーメン発射となった。
合体を解き、また二人して一服開始。この頃には完全に目が慣れ、煙草の明かりのおかげもあってリンちゃんの顔がはっきりと見えてしまった。
シュン
完全無欠の賢者タイムである。いつもは頼もしい我が愚息だが、この時ばかりは当分復活しそうにない。途端に一人になりたくなった筆者。
「じゃ、そろそろ帰る支度始めるね」
そう告げ、洋服を着だす筆者であった。
「シャワーは浴びなくていいんですか?」
「うん。どのみち寝る前に家で風呂に入るから、このままで平気だよ」
サクっと着替え終わり、別れを告げる筆者。
「リンちゃん。今日はありがとうね。また機会があったら遊ぼうね」
社交辞令の会話をして部屋を後にした筆者であった。
まずリンちゃんとの再会はないだろう。ホテルを出ると、急にむなしさが襲ってきた。
それでも筆者は懲りることを知らない。今後も新規の出会いを常に求め続けていくことだろう。一人でも多くの女性とエッチする、オスの本能の命じるままに生きていくしかないのだから。
ま、ゴムをつけて避妊していたり、膣外発射したり、安全日のみの中出しだったりと、己のDNAの拡散にはなっていないのだが……。
(文=所沢ショーイチ)