疲れているけどヤリたい時…彼女に「手抜きセックス」と思われない方法

※イメージ画像 photo by SeraphimC from flickr

 どんなにタフな男でも、疲れる日だってある。家に帰ってすぐ寝たい日だってある。だが、疲れている時に限って、男は妙にムラムラする傾向にあることを忘れてはならない。体内に同居する疲れとムラムラ。もしその状態で彼女と同棲している場合、どんな心理になるか。おそらく以下のような形だろう。

「ああ、今日は疲れたなー。もうゆっくり寝たいなー。あ、でも一発抜いてから寝たいんだよなあ。うーん、どうしよっかな…。彼女とヤッてから寝ようかな。でもなあ、そんなにきちんとしたセックスは面倒なんだよなあ。ああ、どうしようかなあ」

 一発抜きたい。でも疲れているからガチガチのハッスルセックスはしたくない。かと言って、彼女と同棲していればオナニーで済ますわけにはいかない。

 そんな時、男は「手抜きセックスが出来ればなあ」と考える。つまり、まるでオナニーのように独りよがりで、簡素で、楽チンなセックス。しかし、それをやろうとすれば当然のごとく彼女の怒りを買う。「何なの! あたしはあんたのダッチワイフなの!? ふざけんじゃないわよ! 二度とあんたの前で股開かないから!!」と、こんな風にケンカになるだろう。

 ならばこのシチュエーションにおける解決策は2つしかない。抜くのをあきらめて、悶々としたまま一晩を過ごすか。あるいは、彼女にバレないよう手抜きセックスをして、スッキリと眠りにつくか。筆者トビタなら、問答無用で後者を選択する。なぜなら彼女にバレない手抜きセックスの方法を考えたからだ。

 まず、手抜きセックスに欠かせないのは騎乗位の体勢を作ること。自分が上になって腰をフリフリしていたのでは、手抜きでも何でもないからだ。ただし、騎乗位の体勢は自然には出来上がらない。普通に攻めていったら、まず正常位となってしまうだろう。

 そこで、簡単な前戯を終えたら「舐めてほしい」と言おう。いわゆるフェラリクエストだ。おそらくこの言動を怪しむ女性はほぼいない。大抵の男はフェラが好き。カップルによっては、挿入の前に必ずフェラを挟んでいる人たちもいるだろう。それなら尚よい。とにかくフェラの体勢に持っていくことが必須だ。

 いざフェラを始めてもらったら、感じていることを体全体で表現しよう。そして絶対忘れてはいけないのが「やばい、イクかも」というフレーズ。これをフェラの段階で2、3回言っておくことが大切だ。

 簡単にいえば、この言葉は手抜きセックスのための布石。もしフェラで何も言わず、いざセックスを開始して5ピストンで終わったら、彼女は確実に「え?」となる。拍子抜けだ。だがフェラの時点で「今日はかなり耐性がない」ということをアピールしておけば、彼女もそれを予感しながらセックスへと入る。つまり、すぐにフィニッシュした際の虚無感が少ない。

 もちろん、フェラの時点でイってしまえばそれほどの手抜きはない。ただこれはさすがに彼女の不満につながりそう。かえって面倒になる可能性もある。であれば、とりあえずフェラで感じていることをアピールして、セックスへと移行するのがベターだ。

 さて、多くの男性なら共感してくれると思うが、フェラからセックスへの移行は9割の確率で騎乗位になる。彼女がゴムをつけて上に乗るか、あるいは男が座ったままゴムをつけて女が乗るパターンだ。先ほど、「必ずフェラを挟むように」と提案したのはこのためだ。

 フェラを促し、早めにイキそうアピール。そこから自然に騎乗位。これなら労せず省エネセックスへと移行できる。そして騎乗位が始まったら、ガマンなどせず一気に発射してしまう。こうすれば何とも簡単に気持ちいい手抜きセックスが出来る。

 ただし、気をつけなければならないのは騎乗位でのリアクションだ。あまりにイキそうな気配を漂わせると、彼女が気を遣って動きを止めてしまう。それではセックスが長引いて疲れる。だからこそ騎乗位では、「ああ、いいねー」と余裕の素振りを見せておきながら、「あれ? あ…あ…アアーー!!」と、急に限界点へと達したようなテイストを醸し出そう。

 突然の出来事であれば、彼女も「まあ仕方ない」となる可能性が出てくる。疲れていたからという理由も成り立つ。つまり、手を抜いていたとは思われない。

 そんなこんなで、疲れたけれどムラムラする晩に手抜きセックス。忙しいこのシーズンに、ぜひ一度お試しあれ。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

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