TBS新人女子アナは超大物!? キレキレダンスに見事なアナウンス力

※イメージ画像:TBSアナウンサー名鑑 小林由未子より

 27日深夜に放送された『女子アナの罰』(TBS系)に、今年入社した新人女子アナの小林由未子が初登場した。学生時代からモデルとして活動していたという小林は、番組冒頭から、先輩女子アナたちの前で臆することなく特技であり得意なスポーツでもあるダンスを披露。MCの大久保佳代子から、「剛力彩芽ちゃんみたい」とキレキレのダンスを絶賛された。

 さらに大久保は、元モデルながらスポーティーな印象のある小林に向かって、「女子アナっぽくない」「アスリート系。同性から好かれるタイプ」と評価。その場に出演していた同局の先輩女子アナである田中みな実や佐藤渚は「同性に嫌われるタイプ」と指摘し、彼女たちと真逆のタイプである小林を歓迎しているようだった。

 そんな小林は、「ミステリーハンターになりたくて」TBSの女子アナになったという。ミステリーハンターとは、同局の看板番組である『世界ふしぎ発見!』で問題を出題するリポーターのこと。もっとも有名なハンターは、これまでに250回以上の出演を果たしているタレントの竹内海南江だろう。20年以上にわたってハンターを続け、今では『ふしぎ発見』の顔ともいえる存在になっている。

 幼いころから『ふしぎ発見』のファンだったのか、世界の歴史や遺跡に興味があるのか、それとも純粋な憧れからか、小林がミステリーハンターになりたい理由はわからないが、「TBSにアナウンサーとして入社すれば、いつか出られるのではないか」という思いを実現させてしまったのは驚きの一言。そして、その強い思いが通じたのか、入社1年目にして、彼女はすでにミステリーハンターとして『ふしぎ発見』のロケに参加したという。

 「(ミステリーハンターとして)イタリアに行ってきました」という小林に対して、驚愕の表情を見せる先輩女子アナたち。田中は「一回も行ったことがない」と言い、他の女子アナたちも口々に「羨ましい」「私も行きたい」と愚痴をこぼした。TBSがどういった基準でミステリーハンターを選んでいるのかはわからないが、番組中MCのサンドウィッチマン・伊達みきおから「銀座のホステスみたい」と言われていた佐藤アナと比べても、爽やかで純真な印象のある小林が抜擢されるのはうなずける。

 その後、番組で行われた「アナウンサー適正テスト企画」でも先輩たちに負けず劣らずの活躍を見せた小林。速報テストは無難にこなし、走った後に判決を伝えるリポートテストでは元陸上部という経験から颯爽と走る様を見せるなど、少し緊張気味ではあったが、なかなかの度胸と見事なアナウンス力を披露した。

 入社当初から元モデルの新人アナとして、ルックスに注目が集まっていた小林だが、面接時には一発芸としてダンディ坂野の“ゲッツ”を披露したという大胆な逸話も持つ。田中などに比べてればまだまだ垢抜けない小林だが、元々のルックスに加えて度胸を持ち合わせた彼女の素質は計り知れない。かつてTBSには小林麻耶という絶対的エースがいたが、数年後にはTBSの小林といえば由未子という名前が真っ先に浮かぶことになるのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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