先日、「週刊文春」（文藝春秋）にてAKB48総支配人・戸賀崎智信氏の脱法ハーブ常習と不倫疑惑が報じられたAKB48グループ。戸賀崎氏はいずれも否定しているが、ネット上では「支配人の座を降りてくれ」などという声が上がっている。また、篠田麻里子もAKB加入前に福岡県のキャバクラで働いていた頃の名刺画像が出回るなど、改めて疑惑が再燃している。
そんな中、さらなる“火種”となりそうな疑惑が持ち上がっている。NMB48の一期生オーディションを受けていた候補生の中に、「AV女優になった女のコがいる？」とネット上で話題になっている。2010年に結成されたNMBだが、ネット上で検証されているのは、「密着」をテーマにした番組『スター姫さがし太郎』（テレビ東京系）での様子。同番組では過去に、第一次書類審査で7256名から430名にしぼられ、その合格者が二次審査を受ける様子が放送された。
審査員と一対一で面接するなど、少女たちが緊張と希望の中でオーディションに挑戦する一部始終が放送されており、会場を訪れた南海キャンディーズ・山里亮太は「今見つけたもん、1人」「すっごい女優顔の329（番）」などと、黒髪ロングで20歳のわりには大人っぽい容姿の子に注目。彼女から「山ちゃん、直接見ても気持ち悪かった」と話しかけられた際には、その度胸を評価して「肝座ってます！」「おそらく合格でしょう」と太鼓判を押している。
そのルックスには、スタジオのSKE48・松井玲奈からも「かわいい」という声が上がっていた。6時間におよぶ審査の結果、見事106名の中に残って最終審査に進んだようだ。番組では名前も明かされていないため、その後の活動の様子は不明だが、現在NMBメンバーの中に同じ顔を見ることはできない。
そして、ここにきて“329番の女のコ”がAV女優の橋本涼ではないかという疑惑が浮上している。ネット上では、当時のオーディションの動画と橋本のAVのサンプルなどを比較して「おっとりとしたしゃべり方や声質が酷似している」「AVでは茶髪だけど、口が大きいのは同じだわ」などという声が上がっており、どちらも細身で関西弁であるという共通点もあるようだ。
「スレンダーなボディで美少女系のルックスが武器の橋本は、AVメーカー・プレステージ専属でAVデビューしました。大手のAV事務所に所属しており、ファッションモデル級のかわいさながら、ハードなカラミで人気です。10月に発売した『NEW TOKYO流儀 03 橋本涼』は売れ行きも好調で、11月には『新・絶対的美少女、お貸しします。10』がリリース、12月にも新作が発売されるなど今後が期待されるAV女優ですね」（AV関係者）
この橋本が出演する『NEW TOKYO流儀』と『絶対的美少女、お貸しします。』は、どちらもキレイ系のAV女優を起用して人気を集めているシリーズで、メーカーの期待がうかがい知れる。
「美少女を見る目には定評があるメーカーだけに、専属契約を交わしていることからもブレイクの予感がプンプンしますね。ネット上では『元アイドルグループ候補生』などのキャッチコピーがないことを不思議がる声もありますが、仮に2人が同一人物だとしても、橋本が事務所にそれを伝えていなかったり、制作側が気づいていないという可能性もありますね。あるいは、素材の良さは確かだけに、そんな煽り文句はなくてもいけると判断したのかもしれませんが…。どちらにせよ、今回の騒動をきっかけに、知名度自体は上がったので、売り上げに直結することは間違いないでしょうね」（同）
過去には「AKB48じゃんけん大会」のレフェリーを務め、ももいろクローバーZのファンであることも公言して「アイドル業界の御意見番」ともいわれる山里からお墨付きを得ていることからも「329番」のアイドル性はバツグンといえるだろう。今回は熱狂的なファンによって疑惑が浮上しただけで、確定したわけではない。一度はアイドルを志した少女がステージに立つことなく、AVの世界に本当に転身していたのだとしたら…。彼女の出演するAV作品も、そしてAKBグループ全体も少しだけ違った目で見えてしまいそうだ。
（文＝津本ひろとし）