オトコのカラダの主役と言ったら、なんといってもペニスである。しかし女性の場合、カラダの主役は何処かと考えると、オマ○コとは即答できないのが難しいところだ。なぜなら女性にはオッパイもあるから。では、女性のカラダの主役はオッパイなのかと問われると、オマ○コをおざなりにすることもできない。
考え方を少し変えてみよう。皆さんは、オッパイとオマ○コ、どちらが好きだろうか？ ほとんどの男性が「どっちも」と答えるのは火を見るより明らかなので、どちらか一方を選んでいただくという形で、一般男性に意見を求めた。まずは、オッパイを支持する男性たちの声をご紹介しよう。
■「舐めるならオマ○コ・見るならオッパイ」
まずは、「舐めるならオマ○コだが、見るならオッパイ」という意見。要するに、味覚で楽しむならオマ○コだが、視覚で楽しむにはオッパイがベストとのこと。確かにオマ○コは、女性によって、また感じ方によって味が変わってくる。オッパイは、舐めても吸っても無味無臭。面白みがないのだろう。
■「クチュクチュよりもムニュムニュ！」
触覚を理由にオッパイを支持する男性も。「オマ○コのクチュクチュという触り心地も悪くはないが、オッパイのムニュムニュとした触り心地のほうが魅力的」とのことだった。この点に関しては、単純に好みの問題ということになるだろう。クチュクチュという感触のほうが好きな男性も存在するはずだ。
■「オマ○コは最終的に挿入して終わる部位」
「オッパイは揉んだり吸ったり挟まれたり色々楽しめるが、オマ○コは最終的に挿入して終わる部位というイメージ」とのこと。なるほど、オッパイを攻めている段階では、「セックスはまだ始まったばかり」というワクワク感でいっぱいだが、オマ○コに挿入した瞬間からセックスは終盤に近付いていくことになる。そのため、オマ○コに対してなんともいえない寂しさを感じてしまうのかもしれない。その点、オッパイには安心感があるということか。
ここからは、オマ○コ支持層の意見にも耳を傾けてみよう。
■「オッパイに比べてオマ○コはなかなかお目にかかれない」
グラビア雑誌やアダルトビデオのモザイクを理由に挙げる男性も。「オッパイにモザイクはかかっていないが、オマ○コにはモザイクがかかっている。だからこそ興味を持ってしまう」というのだ。そういう意味では、オマ○コにありがたみを感じてしまうのはやむを得ないことかもしれない。
■「オッパイは加齢による形状変化が著しいが、オマ○コは若い女性～熟女まで大差ない」
女性陣から反論が出てきそうな意見である。オマ○コとて、肉付きが落ちたり色素沈着で黒ずんだりそれなりに形状変化すると思うのだが…という筆者の疑問に対しては、「オマ○コは元々グロテスクな部位という認識なので、大して気にならない」とのことだった。
■「オマ○コのほうが、オッパイよりも開発範囲が広い！」
筆者が一番納得させられた意見である。最初はクリトリスでしか性感を得られなかった女性に、Gスポット・ポルチオなどでの快感を教える悦びはひとしおだろう。同じ部位でも、指や舌の使い方によって、女性の感じ方はだいぶ変わってくる。そう考えるとオマ○コは未知数の可能性を秘めているのだ。
ほか、「オッパイ好き=まだ大人の男性になりきれていないイメージ。大人の男性はオマ○コを支持するのでは？」という意見も寄せられた。オッパイ好き=幼稚ということは決してないと思うのだが、一般的なざっくりとしたイメージではそうなのかもしれない。似た意見では、「母性の象徴であるオッパイは女性に支配される悦びであり、オマ○コはその逆。女性を支配する悦び」という声も。これまた納得の意見である。
最終的には、オッパイ支持層が4割、オマ○コ支持層が6割という結果だった（筆者調べ）。「なんだかんだでオマ○コ支持層が多いのか」と思わされる半面、オッパイ支持層が4割も存在するということにも驚かされた。女性のカラダは、オッパイとオマ○コがW主役といっても過言ではないだろう。そう考えると、セックスにおいてはどちらか一方ばかりの攻めに固執せず、両方にまんべんなく愛撫を施すオトコでありたいものだ。
（文＝菊池美佳子）