「死神が見える」「神様の声が聞こえる」片岡愛之助は霊能力者だった!?

※イメージ画像:『片岡愛之助カレンダー 2014年』株式会社ハゴロモ

 15日深夜に放送された『おしかけスピリチュアル』(テレビ東京系)に、歌舞伎役者の片岡愛之助(41)が出演。幼いころから不思議なものが見え、周囲からは「特殊な子供」と言われていたことを明かした。

 同番組は、スピリチュアル女子大生として有名なCHIE(21)がゲストの元に行き、その人のことを霊視するという内容。話題の人物のところへ赴くことが多く、今回ゲストに選ばれたのが、ドラマ『半沢直樹』(TBS系)のオネエ口調のエリート官僚役が好評を博した愛之助だった。

 番組冒頭から、CHIEは愛之助のオーラを金色(精神性が高く霊能力者に多いといわれている)と指摘し、「(守護霊には)ご両親がいらっしゃって、霊能力があるって気づいてないかもしれないけど、直感で選んだものが良い方向に行く人」と霊視。愛之助は、そんなCHIEの言葉を簡単に呑みこみ、「そうなんですよ。両親を早くに亡くしましたんで、その両親が人生をうまい具合に導いてくれているのかなぁと思います。直感でこっちかなぁと感じたほうへ考えずに行っちゃうのかな。だいたい間違いはないんですけど、間違っている場合は知らぬ間に修正してくれてるんですよね」と守護霊の存在や自分の直感の鋭さを疑うこともなく堂々とうなずいていた。

 さらに、CHIEが「最近(実家に)あまり帰られていないんじゃないですか?」と言うと愛之助はうなずき、「帰れてないですね」と即答。そして、「ちゃんと休める場所を作ったほうが良いみたいなメッセージが出てくるんですよね」と言われると、「家が大阪なんで、こっち(東京)へ来るとホテルかウィークリーマンションみたいな感じなんで。大阪でもホテルですね」と、両親のいなくなった実家には「衣替えをしに帰る」くらいだと語った。

 また、「コンクリートのようなものが見えるんですけど…」と言うCHIEに対して、愛之助は、「お墓ですかね」と合いの手を入れ、「墓参りをするのが趣味なんです」と時間がある時は週に1度は墓参すると語っていた。

 あいまいなCHIEの言葉にも真剣にうなずき、まるで疑うことなく耳を傾ける愛之助。そんな愛之助に対してCHIEのほうが言葉を詰まらせると、愛之助は、自分も子供のころはいろいろなものが見えたり聞こえたりしたと話し始めた。

 「特殊な子供って言われてましたね」そう切り出した愛之助は、「神様にわからないことを聞くとだいたい答えが返ってくるんです」と淡々と語る。そして、「死神が見えたり」「ポルターガイスト現象が起こったり」と言い、「そんなん言うたら絶対頭おかしいと思われるからあまり言わなかったけど」と前置きしながらも、親類にCHIEのような能力者がいて、自分にも同じような力があったことを明かした。

 そんな愛之助の言葉にCHIEは「やっぱり!」と驚きを露にし、「そうだと思ったんですよ」と彼の能力に初めから気づいていたという。冒頭から愛之助はCHIEの言葉に妙にうなずき、すべてを受け入れていたが、それも特殊な能力という共通項があったからなのかもしれない。そして今回、愛之助は、CHIEから「ちゃんと休める場所を作ったほうが良い」という助言を受けている。霊能力を信じているという愛之助が、CHIEのアドバイスによって、現在交際中の熊切あさ美と家庭という安息地を求めるのも近いかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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