矢口真里の今さらな休業宣言 「体調不良」の文字がなかったワケ

※イメージ画像:『NAIL MAX 2011年10月号』インフォレスト

 13日に芸能活動休止を正式に発表した元モーニング娘。の矢口真里(30)。今年5月に女性誌などで不倫スキャンダルを報じられ、元夫・中村昌也(27)と離婚してから「体調不良」を理由に全レギュラーを降板。事実上の休業状態だったことは誰の目にも明らかだったが、なぜ今ごろ休業を正式に発表したのだろうか。

 矢口は休業について、事務所を通じたファクスで「自分なりに色々と考え、事務所とも何度も話し合った結果、しばらくの間お休みを頂くことにしました」とコメント。また、自身のブログを約5カ月ぶりに更新し、ファンに「ずっとコメントを送り続けてくれていた皆さん、ご心配をおかけ致しました。コメント本当にありがとうございます。毎日読んでいました。皆さんからの温かい言葉にどれだけ助けられたかわかりません」と感謝の言葉を述べた。

 休業期間について事務所側は「未定」としており、事実上の無期限休養とみられている。その一方で矢口は「このお休みは、また皆さんの前に元気な姿をお見せする為にいただいた貴重な時間だと考えていますので、日々大事に過ごしていきたいと思います」「また元気な姿を皆さんにお見せしますので、これからも宜しくお願い致します」ともコメントしており、復帰を視野に入れていることは間違いないようだ。

 それにしても、なぜ今ごろ世間に休業を告知する必要があったのだろうか。

「9月に矢口が『フライデー』の取材に応え、取材中に“偶然”家から出てきたという母親が中村のDVをにおわせる発言をしました。矢口サイドからの反撃の意味合いが強かったようですが、これに中村の所属するナベプロが激怒し、矢口サイドにケジメをつけるように迫った。休業理由は『謹慎』であり、離婚騒動の非は矢口にあることを明確にしろと要求したようです」(芸能関係者)

 これまで矢口は、番組の降板や活動休止の理由として「体調不良」を再三訴えていた。だが、今回の発表には「体調不良」という言葉は一切ない。さすがに「不倫現場を押さえられたから」とまでは書けないものの、ナベプロ側の要求に配慮した文面になっているようである。

 復帰を目指しているような文言もある矢口のコメントだが、自らの非を事実上認めてしまったことで、より立場が悪くなるのではないだろうか。

「元々、矢口は復帰に乗り気ではなく、数年ほど休んでほとぼりが冷めてから芸能界に戻りたいと希望していた。一方、矢口の所属事務所は早期の復帰を望んでおり、その焦りが“ヤラセ”ともいわれている『フライデー』の記事につながりました。しかし、ナベプロに釘を刺されたことで事務所側も早期復帰をあきらめ、数年の“謹慎”でケジメをつけてから復帰させる計画に落ち着いたようです」(前同)

 休業の正式発表でケジメをつけて復帰の道を残した矢口。しかし芸能界のサイクルは早いだけに、数年後に彼女が戻ってくる場所があればいいのだが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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