ゲスすぎる!? 坂上忍のとんでも恋愛術

※イメージ画像:坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」より

 芸能界で活躍する人気タレントたちが、普段決して口にしない本音のヤラシイ話を暴露する番組『有田とヤラシイ人々』(TBS系)。レギュラー放送は深夜帯だが、1日には特番としてゴールデンに登場し、総勢35名の有名芸能人がヤラシイ話を惜しげもなく披露した。

 番組では、眞鍋かおり(33)が、誕生日とズラすことによって30歳まで年齢詐称をしていたと話し、安田美沙子(31)はキャラ設定のため、あえて京都弁を使っていることを告白。武田修宏(46)は女性を口説くためにサルサ教室に通い、千原ジュニア(39)は、タイプの女性の前ではすべらない話をするが、そうではないと寡黙になると話していた。

 そんな芸能人のヤラシイ話の中で、もっともひんしゅくを買っていたのが坂上忍(46)。自身が主催をしている子役スクールが儲かってしょうがないと話す坂上は、「働かなくてもいいんですよ」と、ヤラシイ話をする態度とは違って悪びれることなく、いかにも堂々としたもの。坂上らしいといえば坂上らしいが、その後彼が話したヤラシイ恋愛術になると、スタジオ中から「ゲスすぎる」「ヤラシイ話というより最低」などの声があがった。

 坂上曰く「別れ際がキレイ」だという彼の恋愛。そこまで聞けば、ヤラシイ話でもひんしゅくを買うような話でもないが、よくよく説明を聞くとどうやらキレイでもなんでもない様子。坂上によれば、女性との交際では「付き合っている形をとらない」ということなのだ。つまり、女性とデートを重ねたり海外旅行などに行ったとしても、坂上は交際関係を認めないということ。たとえそこに男女の関係が成立していようがいまいが、関係ないというのだ。

 しかし、坂上がいくらそう言っても、女性とすれば2人の関係をはっきりしたいもの。交際の確認に及ぶだろう。そんな状況になると坂上は一切の連絡を取らなくなるという。「メールも電話も無視する」と堂々と言ってのけていた。そんな坂上の態度に、当然ながらスタジオからは非難の嵐が巻き起こっていたが、当の坂上は笑みを浮かべたまま平然としていた。

 極度の潔癖症で毒舌俳優というキャラクターで、現在バラエティ番組で大車輪の活躍を見せている坂上忍。潔癖と毒舌というだけでも十分濃いキャラだが、さらにそこには根っからの仕事嫌いでギャンブル好きという個性まで乗っかっている。特異な個性を持ったタレントが次から次へと投入されては消えていく現在のテレビバラエティの中で、坂上がこれだけ生き残っているのも、彼のその一風変わった個性が一面だけでなく多方面に及んでいるからに違いない。

 そして今回の放送では“ゲスすぎる恋愛術”という新たな個性が坂上に加わった。この武器でまた彼のバラエティ露出は増えることになるだろう。子役スクールが儲かってしょうがないと語り、仕事などしなくてもいいとは言っていたが、バラエティの仕事は増える一方といえる坂上。その年に稼いだ金をすべて年末にギャンブルで使うという彼の話は有名だが、今年の掛け金はハンパな額ではないだろう。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

men'sオススメ記事

men's人気記事ランキング

men's特選アーカイブ