元・トリノ五輪のスノーボード日本代表の今井メロ(25)が、「フライデー」(講談社)にてボンテージ姿のSMヌードを披露した。
今井は12歳で史上最年少プロスノーボーダーの認定を受け、2006年には18歳でオリンピック出場を果たしている逸材だった。その後は競技より距離を置き、現在はタレントとして活動し、4月にヘアヌード写真集『Mellow Style』(講談社)を出版、同時期にドラマ『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ系)への出演も果たしている。だが、その後は鳴かず飛ばずで、それどころかプライベートでは知人との金銭トラブル、薬物疑惑、はたまたハメ撮りを流出させると脅されたなどの騒動が週刊誌で報じられ、公私共に暗雲が立ち込めていた。
不穏な気配が漂いつつある今井の今回のグラビアは『ザ・SM』と銘打たれ、袋とじにて9Pで展開されている。袋とじを開くと、全裸にレザー風のコルセットに網タイツを履いただけの格好で、窓辺に両手をつき、軽く両足を開き、こちらにお尻を向けたカットや、チェーンのついた首輪だけをつけ床に寝転がり、その鎖を脚にからませ、今にも局部が見えそうなショット、野外での緊縛などのカットが掲載されている。網タイツの上には太ももの肉が乗り、お腹の周りにはシワが寄っているようにも見えるなど、全体的に以前よりふくよかになった印象だ。昨今の“ぽっちゃりブーム”よろしく、SMならではの様式美とはかけ離れた肉感的なエロス作品に仕上がっているようだ。
「今井は女優を名乗っても仕事はなく、『アウト×デラックス』などバラエティ番組に出演してもうまく立ちまわれることができず、タレントとしての将来は厳しいと言わざるを得ないでしょうね。今回のSMヌードには、ヘアヌード写真集を出した時の“脱ぐ覚悟”を再アピールし、女優として活動していきたいという思いがあるのかもしれません。しかし、ネット上でも話題になっているとは言いがたい状態です。ただのヌードでは勝負できないと判断したからこそのSMヌードだったと思いますが…」(芸能ライター)
今井にしてみれば、決死の思いでSMヌード公開に踏み切ったのかもしれないが、起死回生の一手になるには遠いようだ。今井はフルヌードを披露した際に、一部メディアでAVオファーがあったとも報じられた。緊縛すら厭わない今井はついに、その路線へと舵を切るのだろうか。
「写真集を出した際には複数のメーカーが水面下で動いていましたが、現在ではほとんど手を引いているようです。たしかに芸能人AVとなれば、高価なギャランティーを支払っても回収できる見込みが立ちます。ですが、今井はヌードも今回で2度目とあり、裸に対する価値は下落中。また、プライベートのトラブルなどを抱えていると報じられている面倒な芸能人でもあります。ただでさえ、芸能人をAV業界に引きこむ際にはトラブルがつきまとうのに、ハイリスクローリターンになる可能性が高い今井に好んでオファーを出すメーカーはないと思いますよ」(AV業界関係者)
芸能人としての需要が少ない上に、プライベートのスキャンダルが報じられ、起死回生の緊縛ヌードもいまいち不発でAV業界からも敬遠され始めている今井。かつて女優転向当時は、「天海祐希さんに憧れている」と明確な女優像を掲げていたが、今の姿は目標とは程遠いことは間違いない。五輪出場選手というかつての輝きを取り戻すためには、芸能界ではなく東京五輪バブルに湧くスポーツ界に戻ったほうが早そうな気もするのだが…。
(文=股介権三郎)