ネット上では「こんなことリアルにやったら即クビだろ」などの声があるものの、「痛快そのもの」「配役をうちの上司にあてはめたら楽しすぎw」などそれぞれの楽しみ方をしているようだ。また、昇格人事のムード満々を覆す左遷とも取れる結末に対しては「スッキリしない」「予想外すぎる…」などの意見が見られる。原作では、出向先の証券会社で物語が続くことから、続編を期待する声も上がっている。
「当然、製作サイドとしてはパート2や映画化を狙いたいところでしょうね。関係者は『続編や映画化は未定』としていますが、ドラマの公式サイトなどには続編を期待する声が数千件も寄せられているといいます。また、最終回に先立って行われた打ち上げの席で、堺は『またみなさんと一緒にお仕事をしたいと思います』とスピーチしていたことが伝えられましたから、演者もその気なのでしょう。TBSでは最近『SPEC』や『ATARU』などのヒットドラマが映画化されていますから、『半沢直樹』もその候補に入ってくるでしょう。なにより、言いたいことを言って筋を通す半沢の姿をスクリーンで見たいという人は多いはず」（同）
決めゼリフが流行語大賞の候補といわれ、社会現象にまでなった感のある『半沢直樹』。続編に含みのある終わり方をしただけに、いったいどういう形でまた現れてくれるのか、注目したいところだ。
（文＝津本ひろとし）